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コーデックス類はその身に水分を貯めることで、過酷な環境でも生き延びる事に成功した種類です。
なので、冬の寒さに強い種類は比較的珍しいと言えます。
その中でも塊根植物らしい魅力を持った「火星人」の管理方法についてご紹介します。
正式には「フォッケア・エデュリス」と言います。
インパクト大な「火星人」と言う名前は和名で、原産は南アフリカ、ナミビア南部の一部地域です。
まさに塊根植物の代表とも言える、スタンダードな姿をしていますがこの植物は「雌雄異体」なので自力で数を増やすことは難しいとされています。
日光を沢山あび、厳しい寒さでなければある程度の寒さにも耐える事が出来ますのでユニークな姿が多くの人達に愛されています。
夏は成長期にあたるので、日当たりと風通しのいい場所で管理します。
南アフリカを原産地としているので、日差しにも強いです。日光が不足すると、ツルがだらんとしてきてしまいます。
肥料を与えて成長させるよりも、日光をたくさん当ててあげる事で十分生き生きと育ちます。
火星人は夏型の塊根植物ですが、寒さに強い傾向がありますので、
最低気温が5℃を下回るのを防ぐ事で冬を越す事が出来ます。
その際には、厳しい冬には日に当たる暖かい場所に置いて、冬の間でも日光を浴びせる事が必要です。
日中は日が出ている事も多いので、鉢内と植物の温度を高めると耐寒性が増します。
コーデックス類の中でも寒さに強い「火星人」についてご紹介しました。
寒さに強いと言っても、暖かさを確保して元気な状態にしておく事が重要ですので、冬場は冷たい場所に放置しない様に工夫してあげて下さい。
※トップ画像はPhoto by Ranさん@GreenSnap
takenaka