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一年草は一年で発芽から花を咲かせ、枯れていきます。
しかし、多肉植物には開花するまで、約10年以上の期間を要する種類があることをご存知でしょうか。
アガベの持つ魅力と、開花させるまで根腐れを起こさない水やりや、日々のお手入れ方法を知りましょう。
アガベは北アメリカ、メキシコなどに約200以上の種類が分布する、リュウゼツラン科のアガベ属の多肉植物です。
大きなロゼット型の葉をさせ、葉にはトゲがあります。
大航海時代以前より、アメリカ大陸の先住民たちは食用としても親しみ、蒸留酒を作ってきました。
メキシコのテキーラ村で作られる「テキーラ」は、誰もが知っている有名なお酒ですね。
アガベは開花するまで、約10年以上の月日が必要とされています。
種類によって、巨大な葉を茂らせるものもあります。アガベが開花するのは、奇跡のような瞬間です。
ロゼット型に広がった、葉の中央から茎を伸ばし花を咲かせます。
花を咲かせた後は、その命を散らして枯れていきます。育てるなら開花させてみたいものです。
アガベを育てる上で、植物が一番枯れてしまう原因となる、根腐れを防ぐ水やりと、日々のお手入れ方法を知っておきましょう。
アガベは夏型の多肉植物であり、夏の時期に活発に生長します。
春〜秋は土が乾いたら水を与えます。冬は月1~2回程度の水やりまで抑え、休眠状態にさせて冬越しさせましょう。
雨が当たると根腐れしやすいので、雨を避け、風通しのよいところに置いておきましょう。
イガラムシやアザミウマの害虫を発生させないためにも、葉のチェックは怠らないようにしてください。
黒星病や、サビ病などの原因にもなります。もしもなってしまったら、その部分の葉はカットしてあげてください。
そうすることで、元気に戻ります。開花が待ち遠しくなりますね。
今回はアガベの持つ魅力と、根腐れを防ぐための日々のお手入れ方法を紹介しました。
10年越しの開花はどんなものになるのか、今からとても楽しみですね。
※トップ画像はPhoto by まるるさん@GreenSnap
takenaka