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ポポラスはユーカリの一種で、そのハートのような独特の形で人気を博しています。
しかし実際は葉だけでなく花も綺麗で、ドライフラワーとしてもおなじみです。
今回はそういった知られざるポポラスの魅力をご紹介します。
ポポラスはオーストラリア原産のユーカリです。
フトモモ科ユーカリ属で常緑のため、1年中葉がついたままです。
ポポラスは明治時代に日本に入ってきました。
それ以降根強い人気を維持し、庭のシンボルツリーを代表的に、切り花やドライフラワーとしても需要があります。
そもそもユーカリなので、コアラが食べるようなものです。
そのオーストラリアのユーカリが日本に入ってきて、庶民の庭にも群生していると考えたらすごいですよね。
ポポラスの花は非常に珍しい形をしています。
毛のような花びらが円状についていて、それが外側に向けて幾本も伸びていくような形です。
円の真ん中には雌しべがあります。
極々たまに見ることができますが、その花を売っているものはまずありません。
開花前後も見応えがあり、開花前には蕾がぷっくりと丸くついています。まるで実と見紛うような綺麗なものです。
先端が薄いピンクで根元がオリーブグリーン。その美しさは筆舌に尽くしがたいものがあります。
開花の後には薄緑色の実がなり、こちらも美しいです。
ポポラスはインテリアとして重宝されます。
ユーカリの葉には抗菌、防腐効果があります。
そのため、一束まとめて逆さに吊るし、ジメジメした場所に置いておくだけで、インテリアに良いのはもちろん、空気を綺麗に保ってくれます。
また、ブーケの緑色の部分にも使われます。
葉は綺麗な緑のため、花を引き立てるのに誂向きです。
さらにハートの形をしていることも踏まえると、相当縁起が良いです。
その他にもドライフラワーなどに利用されます。
いかがでしたでしょうか。
ポポラスはただ葉っぱが美しいだけの植物ではないとおわかり頂けたと思います。
利用方法は多種多様で花も綺麗。
さらに明治にオーストラリアから渡ってきたという歴史を踏まえると、とても面白い植物だと実感できます。
※トップ画像は出典元:Instagram
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