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植物は種まきや苗木を手に入れて育てることができ、ご自宅で育てている植物をご自分で増やすことができればお財布にも優しいですね。
植物の増やし方にはいくつか方法がありますが、その中の一つとして株分けという方法があります。株分けは作業も難しくないので、初心者の方でも挑戦しやすいです。
株分けに適した植物ややり方、作業後の管理などについて紹介してきましょう!
株分けとは、生長した植物の株をいくつかに分けて植物を増やす方法の一つです。株が大きく生長した場合は、株分けすることで株自体を小さくして植物の生育を良くする効果も期待できるでしょう。
植物の増やし方には挿し木や接ぎ木などがありますが、枝先から根を生やして生長するまでに時間がかかります。株分けであれば作業した後の管理も難しくなく、育てやすいと感じる方が多いかもしれません。
株分けは、地中に根が広がりながら生える植物であれば作業ができます。ホームセンターなどで鉢植えの植物を購入する際は根の部分まで気にすることはあまりないと思いますが、観葉植物や野菜、多肉植物など多くの身近な植物は株分けできることが多いでしょう。
観葉植物であればシダ類やヤシ類、野菜や果物はいちご、アスパラガス、そして多肉植物の場合はハオルチア属、センペルビウム属、セダム属、アガベ属などが対象です。
それ以外の植物の種類でも、地中に根が生えるようであれば基本的に株分けできると考えて問題ありません。
ただし、チューリップなどの球根植物は根ではなく球根のため、この場合は「分球(ぶんきゅう)」と呼ばれ球根を手で分ける方法で増やすことができます。
株分けは多くの植物で春と秋が適切な時期で、その理由は株分けした後が成長期の場合であれば根付きも早いためです。また、根の部分が傷付いたことが原因で植物が枯れてしまう恐れもありますが、この時期に株分けすることでその可能性も低くなりやすいといわれています。
寒い時期に株分けすると株が弱ってしまうため、必ず適した時期に作業することがポイントです。それでは、株分けのやり方について見ていきましょう。
株分けした後は植物が弱っているため、湿度を保つために日陰の環境で管理することが大切です。根が安定してきたようであれば、日光が当たる場所に移動させます。
株分け後の水やりが必要かどうかは植物の種類によって異なるため、水やりについて予め確認しておくといいでしょう。
株分けは、文字の通り株を分けて植物を増やしてく作業です。ご自分で育てた植物には愛着が湧いてくるので、育ててきた植物が増やせたら更に嬉しいですよね。
株分けのやり方はシンプルなので、初めて作業する方でも時間をかけずにすぐにできます。機会があれば、株分けで植物を増やしてみことをおすすめします!
GreenSnap編集部