warning
error
success
information
日本ではケーキの飾りやジャムにしているラズベリー。
果樹の一つなので育てにくいと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
庭でラズベリー棚を作って栽培すれば、年二回実をつけて収穫することができるようになります。
ラズベリーはブルーベリーと違って、種類別の物が二つ必要といった条件はなく、一株あれば実をつけてくれるものになっています。
二季なりのものなら夏と秋に収穫することができ、鉢植えでの栽培も可能なので、広いスペースが必要になるということもありません。
しかし鉢植えにした場合には乾燥しやすくなってしまうので、水やりには気を付けてください。
特に夏場になると、乾燥するのが早くなるので、一日に二度の水やりが必要になります。
日陰の場所でも充分育ってくれるラズベリーですが、暖地や夏の暑い日差しなどは好みません。
そのため、ラズベリー棚を作る場所は日陰となる場所など、日差しが強くない場所にするほうがいいです。
ラズベリーは水はけのいい用土を好み、肥料には、三月に発芽するまで粒状肥料を与えておきます。
追肥として、五月から六月、八月から九月に同じ肥料を与えておくとラズベリーの実をつける手助けをしてくれます。
ラズベリー棚は、ラズベリーの株を一列に並べた左右にフェンスのような棚を置いて、そこにラズベリーの枝をくくりつけたものです。
支柱となる棒を立ててから線を引き、そこにラズベリーの枝を誘引させる方法でも、ラズベリー棚は簡単に作れます。
こうすれば実をつけた時の収穫も楽になり、枝の剪定もしやすくなるので、家庭栽培でラズベリーを多く収穫したいという人に向いています。
ジャムやジュースにすることができるラズベリーは、一株での栽培が可能になっているため、ラズベリー棚を作っての栽培や、鉢植えで育てることも簡単になっています。
ガーデニングと料理の両方を楽しめる植物です。
※トップ画像はPhoto by ハチクロさん@GreenSnap
FLORA