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柚子(ユズ)といえば、柑橘系の実を実らせることで知られています。実を実らせるためには、花を咲かせる必要がありますが、その花が咲かないことがよくあります。今回は柚子の実がならない理由と、花を咲かせるために対処しなければいけない点をいくつか紹介します。
十分な日当たりは植物の育成にとって、何よりも重要になります。もちろん、柚子も同様です。
ですが、成長を進めるにつれて、枝分かれして葉が重なり合い、下の葉には日が当たらないということが増えてきます。
そういう場合に必要になるのが剪定です。
剪定とは、邪魔になった部分を切り取り、日当たり、風通しを良くする手入れの手法のことを指します。
無駄な栄養分が回ることも避けることができるので、定期的に剪定を行うことも花を咲かせる理由につながります。
土は、長い間同じものを使っていると、水はけが悪くなり循環が悪くなってきます。
その状態で水をやってしまうと、水が溜まって根腐れする原因に繋がります。
そうなると花を咲かせるどころか、枯れてしまうことも。
なので、植木の場合は水はけの良い土に植え替えてあげるのが効率的です。
特に追肥に関しての問題です。冬のまっただ中である、12月から2月ごろにかけて、ユズは花の芽をつけます。
そのときに芽をつかせ、しっかりと冬を越せる養分を備えるために追肥を行います。
基本的に追肥の時期としては、3月、7月、10月の3回に分けて行う必要があります。
いつでもいいわけではなく、適切な時期に3回分けて与えることで、養分をしっかりと貯めるのです。
ほかにも、新芽を摘んだり、実を採取する必要があったりと、柚子が花を咲かせるためには様々な工夫をこらす必要があります。
手間がかかるかもしれませんが、柚子の木に花が咲き、実がなることを目指して、丁寧に育ててあげられるといいですね。
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