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その独特な形をした花が、まるで金魚が泳いでいるかのように見える一年草、金魚草。
とても強く花も咲きやすい植物で、その強さたるや落ちた種からでも出芽し花が咲くほど!
そんな金魚草について、基本的な育て方を解説していきます。
金魚草の植え付け方法には、地植えと鉢植えの2種類がありますが、どちらも種まきと苗植えという工程をはさみます。
まずは種まきですが、9〜10月あたりが適期です。
育苗ポットなどに土を入れて種を蒔き、風通しの良くて日当たりに優れた場所で管理します。
大体一週間ほどしたら発芽しますが、本葉が7枚程度に生育するまでは地面が乾かないように水を与えましょう。
その後、10月後半から11月前半頃で本葉が7枚程度に育ってきたら苗植えを行います。
鉢植えの場合、底に土と軽石を混ぜ込んで入れて植え付けます。
地植えの場合は明るい日陰などに植え付けましょう。
苗が育って植え付けができたら、今度は日々の水やりや肥料の与え方について説明します。
まず水やりですが、鉢植えの場合地面が乾燥してからしっかり水やりを行います。
その際水が花に当たってしまうと傷んで枯れる原因となってしまうので、茎の根元に注ぎ入れるようにして与えましょう。
地植えの場合はしなくても大丈夫です。
肥料ですが、鉢植えの場合のみ液体の肥料を1000倍に薄めて与えます。
期間は3〜6・9〜10月の開花期に14日に1回のペースで与えるようにします。
金魚草はとても育ちやすい植物です。
ですが大きくなりすぎて花のバランスが崩れていたり枝が沢山生えているようになったら、半分より少なめに枝を剪定し刈りこみを行います。
そうすることで栄養がしっかり行き渡るようになります。
また、より高く育ってきたと思ったら株の近くに支柱を立てて紐で結び、倒れてしまうのを防止しましょう。
最初こそ少し手間がかかりますが、きちんと育てればその特徴的な花を沢山私達に見せてくれます。
この機会にぜひ育ててみましょう。
※トップ画像はPhoto by のんきママさん@GreenSnap
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