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紫や白色に発色する葉牡丹は冬~春にかけて観賞を楽しむことができ、カラーリーフとして寄せ植えにも大変人気があります。
葉牡丹は初心者でも育てられますが育て方次第では茎が伸びすぎてしまうことがあるため、元気に育てるためのポイントを知っておくことが必要です。
葉牡丹が伸びすぎてしまった時の対処法や育てるポイントなどを紹介していきます。
葉牡丹は日陰の場所に置いたり水を与え過ぎてしまうと、茎の部分だけが伸びてしまいます。
茎が伸びすぎてしまうと株全体が弱ってしまうため病害虫にかかりやすく、風通しが悪いと光合成ができなくなってしまうことでホルモンが分泌できません。その結果細い茎が伸びてすぎてしまい、見た目もいいとはいえません。
葉牡丹の茎が伸びすぎたら、適切に対処することが大切です。
葉牡丹は開花したあとの4~5月頃に切り戻し剪定しますが、茎が伸びすぎてしまったときも、節間が空いた状態であれば切り戻し対応を行うことが推奨されます。
ただし、双葉の幼軸が伸びすぎた場合は、残念ながら元に戻すことができないため、その場合は種のまき直しをしましょう。
葉牡丹の花後の切り戻し剪定と同じで、花のすぐ下の場所で茎を切ります。伸びすぎた茎は思い切って短くしましょう。切り戻し時には、切り口を斜めにすることで吸水効率を高めることができます。また、下側の葉で土に埋まる部分は取り除くと、根腐れを防ぐことができますよ。
切り戻し後はわき芽が伸び始め、新しい葉牡丹が形成されるので、風通しの良い場所で管理し、水やりは適度に行いましょう。
葉牡丹は地植えと鉢植えどちらでも栽培することができ、1年を通して日当たりと風通しのいい場所で管理することでよく育ちます。種まきでも苗からでも育てることができ、種まきは7月中旬~8月中旬頃、苗植えであれば10~11月頃が適期です。
土は水はけと保水性がいいものを選び、鉢植えであれば市販の草花用培養土を利用しましょう。ご自分でブレンドする場合は赤玉土(小):6、腐葉土:3、ピートモス:1の割合で混ぜ、地植えであればパーライトや川砂などを混ぜることで水はけがよくなります。
草花用培養土は種類によって元肥が入っていますが、入ってない場合は5~8月頃に緩効性肥料を施すことでよく育ちます。
葉牡丹は水を与え過ぎてもよくありませんが、不足しすぎても葉の枚数が少なくなってしまいます。そのため、苗を観察して元気がないようであればたっぷり水をあげることがポイントです。
葉牡丹は基本通りに育てていれば問題ありませんが、日当たりや風通しのよくない場所では茎が伸びすぎてしまい見た目もよくありません。
切り戻しで対応できますが、できれば初めから伸びすぎないように育てたいですよね。
育てる環境を整えたり基本的な手入れをして、葉牡丹を上手に育てましょう!
GreenSnap編集部