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糸や布の原料となる綿花ですが、実際に植物としての姿を見たことがあるという方は少ないのではないでしょうか。
綿花は花も実も愛らしい見た目をしていて、もちろん実用もできるので、とても育てがいのある植物です。
あなたも可愛い綿花を育ててみませんか?
衣類や工芸品などで使われているコットンや綿の原料となっている植物「綿花」。
アジアや中南米などの熱帯および亜熱帯を原産とする植物で、ハイビスカスやオクラの仲間であるアオイ科に属している植物です。
コットンボールやコットンフラワーと呼ばれているあの白いふわふわは実は花ではなく、種を包んでいる実のことで、花はハイビスカスによく似た黄色いトロピカルな雰囲気の花が咲きます。
7月の開花から、果実の中からコットンボールが現れる11月にかけてが見頃の不思議でユニークな植物です。
綿花は日当たりと風通しの良い場所で育てるのがポイントです。
種類としては多年草の植物なのですが、寒さに弱く日本では冬越しが難しいので一年草として育ててください。
なので、種から育てる場合は5月頃に種まきを行うのがおすすめです。
また、土壌は水はけと通気性の良い土が栽培に適しているので、赤玉土小粒に肥料や苦土石灰を混ぜるのがおすすめです。
鑑賞するだけでも可愛い綿花ですが、もちろん一般的なコットンのように小物や雑貨を作ることができます。
その中でもおすすめなのはドライフラワーです。
ドライフラワーは基本的に1〜2週間ほど直射日光の当たらない風通しの良い場所に吊るしておくだけなのでとっても簡単!
さらに完成したドライフラワーでリースやブーケにしてもとても可愛いですよ。
綿花の栽培は少し難易度が高いですが、ふわふわ不思議な見た目や、栽培後にインテリアに加工できるのも、とてもお洒落で魅力的です。
他の植物にはない魅力の詰まった綿花をあなたも育ててみてはいかがでしょう?
※トップ画像はPhoto by naonaoさん@GreenSnap
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