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季節を感じさせる植物として人気の高いキンモクセイは、丈夫で育てやすいことから最近では庭木などとしても人気を集めています。
そんなキンモクセイに必要な肥料について紹介します。
キンモクセイとは、モクセイ科のモクセイ属に分類される常緑性の植物です。
中国南部を原産としており、日本には江戸時代に伝わったとされています。
日本には鑑賞用として公園や庭先などで栽培されているところを見ることができます。
鑑賞以外にも食料や薬用にも使えることで親しまれています。
花は9月から10月に開花します。
花には独特の香りをもっており、秋の時期に開花するため、キンモクセイの香りは秋を感じることのできる代名詞として使われることもあります。
キンモクセイが分類されるモクセイ属には30種類近くの品種があります。
キンモクセイはオレンジ色の花を咲かすことで知られていますが、モクセイ属に分類される他の植物は、白や薄い黄色など様々な色の花びらを咲かせます。
特に白い花を咲かせるギンモクセイは、キンモクセイの元となったとされる品種です。
そのためキンモクセイと非常に似ており、区別がしにくい品種です。
キンモクセイは意外と手間のかからない植物で、ガーデニング初心者でも簡単に育てることができます。
そんなキンモクセイは地植えした場合、基本的に水やりを行う必要はありません。
鉢植えの場合は土の表面が乾いたら水やりをするようにします。
肥料は、地植えの場合、リン酸あるいはカリウムが多く含まれている有機肥料、あるいは草木灰を2月に与えるようにしましょう。
窒素成分の多いものを使用すると生長を促しはしますが、一方で花つきが悪くなります。
鉢植えの場合は、液体肥料ではなく、リン酸の多い化成肥料を2月と5月、また開花前の8月から9月に一度ずつ与えることで元気に育てることができます。
キンモクセイは最近では庭木としても人気を集めており、手間もかからないのでガーデニング初心者でも扱いやすい植物です。
また季節の香りを漂わせてくれるのでガーデニングにオススメです。
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