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アジサイは与える肥料によって花の色が変わってしまうと言われているほど、育てる上で肥料が大事な植物です。
そのため、育てたい花の色にするための、アジサイに使う肥料や追肥の時期について紹介します。
日本ではアジサイは紫陽花と書き、6月に花を咲かせ、梅雨の時期を連想させる植物としても有名です。
英語ではhydranngeaと表記し、水がめという意味です。名前の通り、水を好むため梅雨の雨の多い時期を好むため、日本では梅雨の時期によく花を咲かせます。
花は青やピンク、紫など色の違った花を咲かせます。
そんな紫陽花は、雨の中花を咲かせることから、辛抱強い愛といった花言葉をもっており、最近では母の日に贈る花としても人気を集めています。
アジサイは、青やピンク、紫などの色の花を咲かせます。この色の違いは育て方によるものではなく、アジサイが生えている場所の肥料の違いから来ています。
そのため、アジサイ用の肥料を買いに行くと、育てたいアジサイの花の色に合わせた肥料が売られていたりします。
赤よりの花を育てたい場合は弱アルカリ性の肥料、青よりの場合は酸性になる肥料を与えることで自分好みの色に寄せることができます。
自分でも肥料を作ることができるので、自作の肥料で好きな色の花を咲かせるといった醍醐味もあります。
肥料はただ与えるのではなく、アジサイを綺麗に咲かせるには、年に2回決まった時期に肥料を与えてあげることが重要です。
また、施す肥料の種類も異なります。
まず、花を咲かせるための肥料となる寒肥は、年明けの1月から3月の間に施します。効き目の穏やかな有機性の肥料を使います。
次に、翌年の花芽を充実させるため追肥では、花後に与えます。この追肥では秋までに栄養を充実させるために、即効性の高い肥料を使います。そうすることで綺麗な花を咲かせることができます。
咲かせたい色によって寒肥と追肥の酸性度が近いものを与えるのがポイントです。
アジサイの花の色は肥料の酸性度によって変わるので、肥料を選びながら自分好みのアジサイを咲かせてみましょう。
※トップ画像はPhoto by marieさん@GreenSnap
徳原鉄二