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オリーブの木を見たことがある方は少なくないかと思います。オリーブの実は、料理に使ったり化粧品にしたりできる優秀な木の実です。
今回はオリーブを育てるときの肥料の与え方について、季節ごとにご紹介します。
春は新しい枝葉を出しエネルギーを大量に使う時期なので、春を迎える前の2月頃に肥料やりを行うようにしましょう。
鉢の大きさや樹齢に合わせて、肥料の与える量が変わります。
鉢の大きさが6~8号(およそ樹齢3~5年)の場合、20g(10~15粒)を与えましょう。
9~11号は50g(20~35粒)、12号以上は100g(計量カップ1杯)です。
庭植えの場合は、樹齢3年以下で45g、3~5年で75g、5~10年で150g、10年以上で300gを与えるようにしてください。
夏は6月に与えるのが目安です。この時期は土の量が限られている鉢植えの場合にだけ施肥を行います。
春から夏にかけて生長した枝は、冬に花芽が形成されるので、強く丈夫に、また、真夏の暑さに耐えるようにするために行います。
6~8号は5g(2~3粒)で、9~11号は20g(10~15粒)で、12号以上は40g(20~25粒)を目安に与えましょう。
最後に秋の肥料ですが、10月に鉢植えでも庭植でも与えます。オリーブの収穫が11月に控えているので果実を肥大させることと、樹木自身に負担をかけさせないために行います。
鉢植えの場合6~8号は15g(7~9粒)、9~11号は30g(15~20粒)、12号以上は60gは(30~35粒)を目安に与えるようにします。
庭植の場合は、3年以下の場合は30g、3~5年は50g、5~10年は100g、10年以上は200gになります。
鉢植えの場合は、株の根元から2~3cm離して適量をまんべんなく置きます。
庭植えの場合は、枝先から垂直に下がったところに数量を置きます。
今回はオリーブの肥料の与える量や時期についてご紹介しました。時期によって効果が異なるので、肥料を怠らないことで立派な果実が実ると思います。大きな果実を実らせることが出来ますよ。
※トップ画像はPhoto by ふっくさん@GreenSnap
徳原鉄二