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こんにちは。花と多肉好きライター、ariです。
ハワイやバリ、グアム、沖縄など、
南国の旅へ行くと、必ず目にするプルメリアの花。
この花を見ると、南の島に来たんだな〜と実感する方も多いのでは?
南国の青空に、プルメリアの花はよくお似合い!
厚めでふっくらとした花びらに、
白、黄色、ピンクの絶妙なグラデーション。
そしてなんといっても、甘く芳醇な香りが魅力です。
今回は、プルメリアについてご紹介しましょう。
プルメリアの花を手にしたことがある人は、
その甘く優しい香りにうっとりしたはず。
実は、プルメリアは花の色によって香りが異なります。
よく見かける白い花はジャスミンのようなフレッシュな香り、
黄色は黄桃のような香り、ピンクは甘い香りがとても強いと言われます。
プルメリアは、キョウチクトウ科のプルメリア属。
代表的な品種は8種類ですが、
品種改良などが進み、世界中には200種類以上のプルメリがが存在するとか。
一番よく見かけるのが、白のプルメリア。
中央に向かって、黄色くグラデーションになっていきます。
爽やかで、南国の青空に映えますね!
はっきりとしたピンクのプルメリアは華やか!
蕾は細長く、だんだんと開いていく様子も楽しめます。
黄色いプルメリアは、縁が白くなっていて可愛い!
ほんのりと中央が黄色で、外に向かってピンクと白になる種類。
この絶妙なグラデーションが素敵です!
ちょっと変わった花びらの、プルメリアプディカ。
中央がピンクのタイプもあります。
プルメリアの花は変異も多いそうで、
どんな色合いで開花するのかも楽しみですね!
プルメリアの花言葉は、「気品」「日だまり」「内気な乙女」
「恵まれた人」「親愛」など。
その見た目の可愛らしい様子から想像できる花言葉ばかりです。
プルメリアはしっかりとした厚みがあるのが特徴で、
とても花持ちがよく、地面に落ちてもしばらくはキレイな状態を保ちます。
そんなことから、ハワイではレイなどに使われています。
さらにバリでは、寺院で祈りを捧げると、
おでこにお米を付けられて、耳にプルメリアの花を挿してもらいました。
私も昨年、バリへ旅行に行った時に、
宿泊していたVillaのお庭には大きなプルメリアの木があって、
毎日たくさんのプルメリアがその下のプールサイドに落ちています。
それをVillaの方が丁寧に拾って、
Villaのあちらこちらに飾られていたり、
お料理に添えられていたり……。
なんとこちらは、Villaからのプレゼント!
外出先から帰ってきたら、プルメリアなどさまざまなお庭の花で、
こんな素敵な演出をしてくれいました!
プルメリアは南国の花として有名ですが、
もちろん、本州でも鉢植えなどで育てている人もたくさんいますよね。
すごく難しいというわけではありませんが、
上手に育てるには、それなりにコツや注意点が必要です。
春から秋にかけては屋外で、太陽にたっぷり当てて育てます。
そして15度を下回る季節になったら、室内に入れて葉を落とします。
室内では、日光があたる、明るく風通しが良い場所へ置きます。
水やりのタイミングは、土が乾いてからたっぷりと、がキホン!
成長期には肥料を少量だけ与えるのもコツです。
ちなみに、私は以前、プルメリアを強風で折ってしまい、
とっても悲しい経験をしたことが。
台風の時や強風の時は、必ず家の中に入れてあげましょう。
こんなに美しい花を咲かせるプルメリアですが、
実は、茎や葉から出る白い樹液は有毒だって知っていましたか?
軽いものでは、皮膚炎を起こしてしまったり、
ときには嘔吐や不整脈、心臓麻痺といった症状が出るとも言われています。
茎が折れた時に白い樹液が出て、
万が一触ってしまった場合は、すぐに洗い流しましょう。
また、扱うときは園芸用の手袋などをするのが安心です。
お子さんやペットがいるご家庭では、特に気をつけてくださいね!
愛情をたっぷりかければ、
ちょっとコツがいるプルメリアですが、
きっと可愛いお花で毎日癒してくれますね。
お花が寂しくなりがちな夏の時期に、
きっと目を楽しませてくれます!
内田アリ