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大豆は日本で昔から食べられている食材の一つで、「畑の肉」とも呼ばれ栄養価が高いことでも知られていますね。大豆はスーパーなどでも気軽に手に入りますが、実は家庭菜園でも育てられることをご存じでしょうか。大豆が未熟の状態なら枝豆を収穫できるので、時期によっても楽しめますよ。
大豆を家庭菜園で栽培するなら、やはり収穫時期が気になりますよね。ここでは、大豆の収穫時期や収穫方法、収穫する際の注意点などを中心に紹介していきます!
これから大豆を育ててみたいという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
大豆は5~7月頃に種をまき、約18~28℃の環境でよく育ちます。収穫時期は10月下旬〜11月頃で、種まきしてから4ヶ月ほどで収穫ができますよ。収穫が遅れることでサヤがはじけてしまい大豆が落ちてしまうので、できるだけ遅れずに収穫するとよいでしょう。
大豆は収穫が近づいてくると株の見た目も変わってくるので、時期だけでなく見た目からも判断できるとよいですね。
大豆は、収穫のタイミングによって枝豆が収穫できます。お酒のおつまみなどで食べられる枝豆は、好きな方も多いと思います。
サヤがまだ青いうちは、株ごと引き抜くことで枝豆が収穫できます。枝豆を収穫する際は、早生種なら種まきしてから約80~90日、中生種の場合は90~110日ほどで収穫できますよ。枝豆も適期をすぎるとサヤが硬くなり風味も落ちてしまうので、サヤが黄色くなる前が食べ頃です。
大豆を収穫するなら、枝豆を更に成長させて実が成熟した頃に収穫しましょう。大豆は葉が黄色くなってから落ちて、株やサヤが全体的に茶色くなってきます。サヤを左右に振ると、中にある大豆がカラカラと音をたてたら収穫の適期です。
大豆の収穫時期はもちろん、収穫の目安も知っておいしい大豆を収穫したいですね!
大豆の収穫は、株を手で引き抜くことで簡単に収穫できます。引き抜くことが難しければ、株元で切り取ることで収穫することもできます。大豆は他の野菜などよりも収穫しやすいので、家庭菜園でも育てやすいです。
また、枝豆を収穫する際はサヤごと収穫してもよいですし、大豆のように株ごと引き抜いて収穫が可能です。
大豆を収穫した後は、風通しのよい場所に吊るして14日ほどよく乾燥させましょう。大豆は乾燥している間もサヤがはじけるため、いくつかのサヤを束ねてネットなどで覆うことでよい状態で保存できますよ。大豆を乾燥させる際は、ぜひ試してみてくださいね!
大豆の株が全体的に乾燥したら、ビニールシートの上に大豆の枝を置いて、棒などでサヤごと叩いて大豆を落としてください。
大豆は花が終わると葉が黄色くなり枯れてしまったように見えますが、実はサヤの中の大豆はまだ育っています。そのため、枯れたように見えても水やりを忘れないようにしましょう。
大豆は乾燥がポイントなので、保存する際に乾燥が足りずに豆がサヤから落ちないようなら、自然にはじけるようになったら取り出してください。また、大豆は白絹病やモザイク病、カメムシなどが発生しやすいため、収穫する際は病害虫の被害にあったり、生育不良の大豆は取り除きましょう。
大豆の賞味期限は意外にも長く、収穫してから約2~3年保存が効きます。乾燥した大豆なら1~2年ほどで、加工食品なら大豆水煮はレトルトパウチで約2~3ヶ月、缶詰の場合は3年ほど保存することができます。
大豆は未開封なら保存期間は長いですが、保存環境によっては悪くなってしまうことがあります。そのため、直射日光や高温多湿などはなるべく避けて、日頃から風通しがよく日光が当たらない場所で大豆を保管するようにしましょう。
蒸し大豆や水煮大豆をすぐに食べない場合は冷凍保存することもできるので、食べるまでに数日かかるようなら冷凍することをおすすめします。
大豆は収穫の目安が分かりやすいので、収穫時期を見極めて是非ともおいしい大豆を収穫しましょう!
GreenSnap編集部