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ミモザを植えてはいけない理由は?地植えで後悔しないための対策とは

ミモザといわれて皆さんが思い浮かべるのは、ぽんぽんのような丸くて黄色い花を咲かせる植物ですよね。しかし、本当は「ミモザ」という名前の植物は存在しません。

ここでは、いったいミモザとはどんな花なのか、アカシアやオジギソウとのややこしい関係性、庭木やアレンジにおすすめの種類、植えてはいけないといわれる理由など、さまざまなミモザの豆知識をご紹介します。

ミモザを「植えてはいけない」と言われる5つの理由

ミモザを庭に植えてから「こんなはずじゃなかった」と後悔する人の多くは、その成長スピードと性質を十分に把握できていなかったケースがほとんどです。具体的にどのようなリスクがあるのか、5つのポイントにまとめました。

① 成長が早すぎて手に負えなくなる

ミモザの成長速度はとても早く、1年で1m以上伸びることも珍しくありません。あっという間に2階の屋根に届くほどの高さ(5〜10m以上)になるため、こまめな剪定を行わないと、庭で管理しきれなくなる恐れがあります。

② 枝が折れやすくて散らかる

ミモザは枝ぶりが旺盛でボリュームが出やすい反面、主幹や枝が細く、材質が柔らかいのが特徴です。台風などの強風にあおられると、自重に耐えきれず大きな枝がボキッと折れてしまう事故が多発します。

③ 根が浅いため、倒れやすい

巨木になりやすいわりに、ミモザは根を地中深くではなく横に広げる「浅根性」の植物です。頭でっかちな樹形になりやすいため、強い風が吹くと根元から倒れてしまうリスクが他の樹木よりも高いのです。

④ カイガラムシなどの害虫がつきやすい

枝葉が密集しやすいため、風通しが悪くなるとカイガラムシが発生しやすくなります。カイガラムシの排泄物はすす病の原因にもなり、見た目を損なうだけでなく、放っておくと木が弱ってしまうため注意が必要です。

⑤ 大きくなりすぎる

樹形が大きくなりすぎるケースも多発しやすいです。成長しすぎた枝が隣家へ侵入したり、大量の花粉や落ち葉が隣の庭を汚してしまったりと、近隣トラブルになりやすいため、植える場所の選定には細心の注意が必要です。

「ミモザを地植えにして後悔した」を避けるための必須対策

憧れのミモザで失敗しないためには、花が終わった直後にバッサリ切り戻します。放置すると1年で数m伸びてしまうため、花後にリセットを習慣にしましょう。

また、根が浅く風に弱いため、太い支柱での固定は必須です。台風で倒れるトラブルが多いため、苗が若いうちから万全の対策をしておくのがおすすめです。

庭が狭くても大丈夫!ミモザを植えるなら「鉢植え」がおすすめ

「地植えは管理が不安」という方には、メリットの多い鉢植えがおすすめです。

鉢の中なら根の広がりが制限され、巨大化を抑えられます。自分の背丈ほどのサイズで毎年花を楽しむことができます。また、台風の日に鉢を移動させ、倒伏や枝折れを防げるのも鉢植えならではのメリットでしょう。

ミモザとは、どんな花?

科・属 マメ科アカシア属
学名 Acacia decurrense var.dealbata
英名 Ginkgo
原産国 オーストラリア
別名 アカシア
分類 常緑小高木
樹高 2m〜(※種類によって異なる)
花の色
開花時期 2〜4月
花径 花穂5〜30㎝(※種類によって異なる)

ミモザと同じ仲間の花は何がある?アカシアとの違い

<3>実は「ミモザ」は通称だった?</3>

世間一般でいう、黄色い花を咲かせる「ミモザ」は、フサアカシアやギンヨウアカシアなどを指すことが多いです(現にお花屋さんなどでも、これらはミモザとして販売されています)。

ぽんぽんした黄色の花が特徴的で、花束やアレンジメントにも人気です。種類によって、葉っぱは緑色やシルバー色をしていたり、丸葉や針葉などの形があります。

それではどうしてアカシアの仲間を「ミモザ」と呼ぶようになったのでしょうか。そもそも、本来「ミモザ」はオジギソウの学名(mimosa)でした。

オジギソウの花色はピンクですが、花形は房状であり、アカシア(正確にはフサアカシア)の花と似ています。以下の2つの写真を見比べてみてください。

▼オジギソウ

▼フサアカシア

花色こそ違うものの、花や葉っぱの形までよく似ていますよね。

このことから、アカシアがヨーロッパに持ち込まれたときに「オジギソウ(mimosa)に似たアカシア」であるとして「ミモザアカシア」と呼ばれるようになりました。

そして、それがだんだんと略され、本来のアカシアの仲間ことを「ミモザ」と呼ぶようになったのです。

通称「ミモザ」「アカシア」:マメ科アカシア属
通称「オジギソウ」:ネムノキ科ネムリグサ

ここでは、通称ミモザと呼ばれるアカシアの仲間のことを「ミモザ」と呼んでいます。

用途別!失敗しないミモザ(アカシア)の選び方

日本で最も普及しているのは、丈夫で鉢植えでも育てやすいギンヨウアカシアです。一方、大きな花房と香りを楽しみたいならフサアカシアも人気ですが、こちらは大きく育つため広いスペースが必要になります。
また、リースやドライフラワーとして楽しむなら、丸い葉が特徴的で乾燥しても葉が落ちにくいパールアカシアがおすすめです。

より詳しいミモザの種類や特徴については、こちらの記事を参考にしてください。

ミモザの特性を理解すれば「植えてはいけない」なんてことありません!

ミモザが植えてはいけないといわれる理由は、強風で枝や幹が折れやすいからだそうです。台風がくる日本ではとくに影響を受けやすく、大切に育てたミモザが折れるとショックですよね。風をよけやすい場所に植え付けたり少し工夫すれば、きっと問題ありませんね。

毎年3月8日は「ミモザの日(国際女性デー)」です。この「国際女性デー」は、女性の社会参画を願い、国連によって制定されました。3月8日がミモザの季節であることから、イタリアを中心に「ミモザの日」と呼ぶようになりました。

そのイタリアでは、ミモザの日には男性から、家族や恋人、友人の女性へ、ミモザの花束を贈るのが定番となっているそうですよ。ミモザは花言葉も素敵なので、花束やアレンジメントを贈るときっと喜ばれそうですね。

ぜひ皆さんもミモザの魅力を知って、ミモザの日をお祝いしましょう!

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