warning
error
success
information

サツマイモは秋に旬の時期を迎え、強い甘みからスイーツとしても人気がある野菜ですね。畑で栽培するイメージがありますが、家庭菜園でも人気があり初心者の方でも育てることができます。そんなサツマイモもじつは可愛らしい花を咲かせることをご存じでしょうか。
今回は、サツマイモの花言葉や名前の由来、そして特徴や種類などについて紹介していきます!
サツマイモの花言葉は「乙女の純情」「幸運」です。
「乙女の純情」は、サツマイモの花がアサガオに似ており、アサガオの花から連想されつけられたようです。
「幸運」は、サツマイモの花が寒さに弱く本州では花が咲くことが珍しくあまり見られないことからつけられたとされています。
サツマイモは国内では現在の沖縄県で栽培が始まり、その後鹿児島県に伝わりました。鹿児島県の薩摩地方で育てられたお芋なので、関東地方を中心に「サツマイモ(薩摩芋)」と呼ばれています。
そのほか、地域によっては「唐芋」や「甘藷」などという名前で親しまれています。サツマイモはもともと中国(当時の唐)から伝わったため、九州地方では唐芋と呼ばれることが多いようです。また、甘藷は中国でのサツマイモの呼び名です。
サツマイモの花は決まった時期に咲くわけではなく、特定の条件がそろわないと咲きません。
サツマイモは短日植物と呼ばれる日照時間が短くなってくると花を咲かせる植物のひとつで、サツマイモの場合はさらに温暖でないと開花しません。そのため、沖縄では当たり前のように花が咲きますが、本州では日が短くなると気温も下がっていくので「100年に一度しか咲かない」といわれるほどめったにみられません。
サツマイモの花は本州ではあまり見かけることのできないので、見ることができればまさに「幸運」な花ですね。
開花させることは難しいですが、ご自宅のお庭やベランダなどでサツマイモを栽培していつか咲くかもしれない花も待ち望んでみてはいかがでしょうか。

GreenSnap編集部