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青々とした芝生は見た目もきれいなので、ご自宅の庭にも取り入れてみたいですね。芝生のお手入れが苦手な方は、天然芝生よりも人工芝の方が扱いやすいと思います。今後ご自宅の庭などに人工芝の導入を検討している方は、人工芝のメリットやデメリットを知ってから導入するか決めてみてはいかがでしょうか。
ここでは、人工芝のメリットやデメリット、そして人工芝にかかるおおよその費用などについて詳しく紹介していきます。
一年中、青々とした人工芝ですが、逆にいえば季節が感じにくいと思われる方もいると思います。落葉樹などの植物は冬の時期に枯れるため、寂しげな冬の景色も味わいたいという場合は人工芝はおすすめしません。
また、人工芝は初期費用がかかることもデメリットとして挙げられます。天然芝は初期費用が安いため、比較するとどうしても金額が高いと感じる方が多いでしょう。
その他、人工芝の寿命は平均して約8~10年ほどといわれています。天然芝の寿命は数十年が多いですが、天然芝と比べると短めです。どんなに上手く管理したとしても、人工芝の寿命はこれくらいだと覚えておきましょう。
人工芝は天然芝のように草刈り機などの機械は使用しないため、長い期間使用していると芝の毛が寝てしまいます。これは仕方ないことですが、寝てしまった芝の毛が嫌な場合はデッキブラシを使って逆方向にブラッシングすることで解決できるので、機会があれば試してみてください!
さらに、人工芝は「ポリエチレン」などの樹脂が原料なので火に弱い性質があります。そのため、家族や知り合いたちと屋外でバーベキューする際は十分気を付けましょう。
当たり前のことですが、人工芝は使っていくうちに劣化していきます。しかし、耐久性がある人工芝を選ぶことで劣化を遅くさせることができます。
また、樹脂を使っている関係で火には弱いですが、防火機能が付いている人工芝もあるので気になる方は防火機能のものを選びましょう。
人工芝は必ずというわけではありませんが、カビが生えることがあります。原因となるのは湿気で、梅雨の時期や雨の日のあとそのままにしておくとカビが生えてるかもしれません。
カビ対策としては水はけの良い人工芝を選ぶことで、安価なものなどは排水用の穴があいていなかったりします。雨に当たりやすい場所に敷きたいと思っているのであれば水はけの良い人工芝を選びましょう。
防草シートには人工芝の下から雑草を生やさないなどの役割があります。人工芝の下に敷くため外側からは見えませんが、適度な品質の防草シートを使用することで、日々の手入れも楽になることでしょう。
芝選びも大切ですが、使用する防草シートも質のよいものを使用することをおすすめします。安価なものであればホームセンターで手に入りますが、耐久性があまりないので2〜3年で劣化してしまいます。
ある程度厚みがあり、遮光性の高い不織布の防草シートがおすすめですよ。
自然が好きな方であれば天然芝を好む方が多いと思いますが、天然芝は冬になると枯れてしまうので見た目もあまりきれいではありません。一方で、人工芝であれば一年を通してきれいなグリーンが楽しめることが魅力の一つと言えます。
天然芝は自然の芝生なので定期的なお手入れが必要ですが、人工芝は手入れも楽なので仕事やプライベートで忙しい方でも維持できますね。まったく手入れが必要ないという訳ではないですが、ほうきや掃除機をかけるくらいで済みます。
人工芝は日当たりが悪い場所でも青々としているので植える場所にも悩みません。薄暗い場所でも問題なく植えられることも嬉しいですね!天然芝はそもそも土がないと植えられませんが、人工芝は施工できればどこでも植えられるのでとても便利ですよね。天然芝と違い人工芝は雨が降ったあとでも汚れないため、お子さんやペットも安心して人工芝の上で遊べます。
意外なことに人工芝は維持費がほとんどかかりません。天然芝の場合は草刈り機でお手入れしたり肥料を与えますが、人工芝はその必要がありません。人工芝の費用については、後ほど詳しく説明していきます!
天然芝だと雑草が生えてきますが、人工芝の場合は雑草が生えにくいため、雑草を取り除く作業はほとんどしません。また、人工芝を敷くことで虫も減るため、虫が苦手な方には最適と言えるでしょう。
さて、庭に人工芝を敷くためには人工芝を購入して施工する必要があります。まずは人工芝自体の金額ですが、品質によってもちろん差はあります。
人工芝は、1㎡あたり約2,000~4,500円が一般的な相場です。人工芝を安く手に入れたいという方もいると思いますが、金額が安くなると品質も比例すると考えた方がようでしょう。
人工芝を初めて導入する方は、専門の業者に依頼して施工してもらったほうが安心です。施工費用は1㎡あたり3,500~7,000円程度が多く、プロに依頼することで仕上がりも心配ないでしょう。ただし、業者によっては金額が安いと簡易的な施工で対応されてしまい、人工芝の持ちがよくないこともあります。
人工芝はどうしても初期費用がかかってしまいますが、施工の仕上がり次第で人工芝の持ちも変わってきます。業者に依頼する際は、ご自分が納得のいく金額で施工を依頼しましょう。
ご存じの方もいると思いますが、人工芝はDIYでも施工できるのでチャレンジしてみるのも一つの方法です。使用する資材も合わせて、1㎡あたり4,300円ほどで施工できます。資材の価格にも差があるので、あくまでも参考程度の金額です。防草シートはホームセンターなどでも手に入りますが、安価なものは耐用年数も短いです。
今回は、人工芝のメリットとデメリット、そして人工芝の導入にかかる費用などについて紹介しました。人工芝にはいくつかデメリットがありますが、デメリットを解決する芝を選ぶことで快適に使えそうですね。
メリットもたくさんあるので、自分に合った芝を選んで人工芝を導入してみてはいかがでしょうか。
GreenSnap編集部