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今回はセンニチコウの寄せ植えについてご紹介します。
センニチコウの寄せ植えにおすすめの植物や、寄せ植えするときのポイント、管理方法などをまとめました。ぜひご参照ください。
センニチコウは5〜10月ごろまで長期間咲く一年草のひとつです。
花のように見える部分は萼苞という葉っぱが変形した部分なので、花びらのように散ることはなく、長く美しい色づきを楽しめます。
センニチコウは暑さにも強く、初心者でも育てやすいので、夏から秋の寄せ植えをつくるのにぴったりですよ。
ちょうど5月ごろが植え付け適期なので、GWなどの休日にセンニチコウで寄せ植えをつくってみましょう!
ではさっそくセンニチコウの寄せ植えの基本的な作り方をご紹介します。
センニチコウと寄せ植えするのに相性がいいのは、下記の4点がそろった草花です。
それでは具体的におすすめの植物をご紹介していきますね!
寒さには弱いですが、暑さには強いのでセンニチコウ同様、夏からの寄せ植えとしても用いることができる植物です。また乾燥ぎみな環境を好むので、センニチコウの生育環境にも共通するところがあります。
背丈のあまり高くないマリーゴールドを手前に植えるとバランスよく寄せ植えできるでしょう。大輪のアフリカンマリーゴールドと組み合わせるのもおすすめです。
ポーチュラカは暑さに強く、ビビッドな花色がかわいらしい、非耐寒性多年草です。開花期間はセンニチコウと同じ5〜10月ごろなので一緒に寄せ植えすれば同じタイミングで花が咲いてくれます。
ペンタスは常緑性低木のひとつですが、幼苗でも花がつくので寄せ植えにも人気の植物です。開花期間はセンニチコウと同じです、花色も赤、白、ピンク、紫など、センニチコウと似ているので組み合わせしやすいですよ。
こんもりと仕立てた這性や矮性のニチニチソウに、直立性のセンニチコウの花が映えます。ポイントはニチニチソウの花よりも少し小さめの小花をプラスする点です。全体的にかわいくまとまります。
暑さに強く、何年も生き続けるバーベナ。センニチコウと生育環境が似ていることからおすすめします。紫色のバーベナと赤紫色のセンニチコウを合わせるととても上品な寄せ植えに仕上がります。
9月~10月初旬ごろの秋らしい寄せ植えによく登場するユニークなトウガラシです。1本の株に対して1色の実をつけるものと、1本の株で赤や紫、黄色オレンジなど数種類のカラフルな実をつけるタイプのものとがあります。ハロウィンを意識した寄せ植えにもピッタリです。
センニチコウの寄せ植えをおしゃれに、センス良くつくるポイントは色の組み合わせです。
センニチコウの花色がどちらかというと赤やピンクが多く、華やかで濃い目なので、センニチコウの花色と他の植物の花色とのバランスを考えながら選ぶとよいでしょう。
赤やピンクと相性がいい色は緑です。緑は葉の色ですでに寄せ植えに組み込まれているので、あまり花色を増やさない方がすっきりとまとまります。
好みに左右される部分ではありますが、黄色や紫、青などの花色を増やしすぎるとどこかまとまりのない印象になってしまうので要注意。
またセンニチコウは秋遅くまで花を咲き続けるので、スプレーマムなど同じように晩秋まで花を咲かせる植物と組み合わせると開花を長く楽しめる寄せ植えになります。
センニチコウは過湿に弱いので、水のやりすぎには注意しましょう。また開花中は3回液体肥料を3回ほど与えると、花色もよくなります。
センニチコウは一年草なので、秋ごろに花が終わったらそのまま処分します。もしくは暖かい場所におけば、冬越しすることもできますよ。
センニチコウは水のやり方と最初の土づくりに注意をすれば、育てる分にはさほど難しくありません。センニチコウと同じような生育環境を好む植物や、センニチコウよりも背丈の低い植物などを組み合わせて、バランスよく秋らしい寄せ植えづくりに挑戦してみましょう。
松原真理子
GreenSnap編集部