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デンファレという名前は「デンドロビウム・ファレノプシス」の略です。デンドロビウムとは系統が異なる蘭の仲間で、デンドロビウム・ビギマムという原種をもとに交配された種類です。
そんなデンファレの花言葉の意味や色による違い、特徴、種類などについてご紹介します。
白やピンクなどの花色がありますが、色ごとに異なる花言葉はつけられていません。
デンファレは、「デンドロビウム・ファレノプシス(現在はビギバム var. スーパーバムという種になっています)」という原種をもとに交配してできた交配種の総称のことです。一般的にこれらをまとめて「デンファレ系(ファレノプシスタイプ)」と分類されます。
このデンファレの原点ともいえる交配親は南太平洋のティモール諸島が原産で、この種をもとに約16,000種にものぼる園芸種が誕生しています。日本ではデンファレと呼ばれており、そのほかのデンドロビウムとは異なる分類になっています。草丈が大きくなる切り花用の大輪系から小型の鉢花として楽しめるミニタイプなどさまざまなタイプがあります。
デンドロビウム・ファレノプシス系の略で、デンドロビウム属の洋ランとして園芸品種のうちの一つの群を指します。デンファレには草丈が大きくなる切り花用の大輪系のほか、小型の鉢花として楽しめるミニタイプなど、さまざまなタイプがあります。
デンファレの生産量・輸出量はタイが世界トップとなっており、デンファレのかわいらしい花形とトロピカルな花色は、ハワイの首飾り「レイ」の花材としても親しまれています。
デンファレの系統には、大きく分けて以下の3種類があります。先ほど述べたように、16,000種もの品種があり、花色や大きさに違いがあります。
花色は白やピンク、紫が一般的に多く見られますが、中には黄色やオレンジ色、紅色、白、ピンクのほか、黄色とピンクの2色タイプ、複色タイプなどがあります。
デンファレの代表的な系統で、丸みを帯びた花弁と花弁先端部分がやや濃色になる赤紫系なのがポイント。中~大輪の花を咲かせます。
やや長めの花茎をもち、花弁がとがり気味で、花色は赤紫系。中~大輪の花を咲かせます。
ミニデンファレ系。花弁はやや薄めで、花も株も小柄なタイプ。
色鮮やかでエキゾチックな美しさを持つデンファレの花。ランの仲間なので、胡蝶蘭に似た上品さも持ち合わせています。またそれに加えて比較的花もちがよいということも特性もあります。
敬老の日の贈り物など、仲睦まじいご夫婦の方へ、「お似合いの2人」という花言葉を込めてデンファレを贈ってみるのはいかがでしょうか。
河村賢治
GreenSnap編集部