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観葉植物として人気があるオリヅルランは、班入りの細長い葉が特徴です。春~秋の時期には小さな白色の花を咲かせ、暑さや乾燥した環境に強いため初心者の方でも安心して育てられます。
オリヅルランは生育が旺盛なので定期的に植え替えすることで元気に育ち、多年草なので毎年きれいな花を咲かせることでしょう。
ここでは、オリヅルランの植え替えの目的や時期、方法や植え替え後の手入れなどについて詳しく紹介していきます!
オリヅルランは生長が早い観葉植物のため、そのままにしておくと根が鉢中で全体的に広がることで根詰まりを引き起こしてしまいます。植物が根詰まりすると水やりした後も土がすぐに乾いてしまったり、水はけが悪くなります。
また、根詰まりが原因で葉が黄色く変化することもあり、その状態が続くことで植物が枯れてしまうこともあるので注意が必要です。
オリヅルランは屋外と室内どちらでも育てることができ、日頃から観察してないと根詰まりのサインを見落としてしまうかもしれません。オリヅルランを観察してこのような根詰まりのサインがあれば、オリヅルランを植え替えて元気な状態に戻してあげましょう。
オリヅルランの植え替では、以下の道具を用意しましょう。
シャベルは新しい鉢に土を入れたり土をほぐす時に使用し、手元にあると便利です。
オリヅルランは基本的によく肥えた水はけのよい土を好むため、植え替え時も同様の土を使用します。ホームセンターなどで手に入る観葉植物用培養土を使用して問題ありません。
ご自分でミックスされる場合は、赤玉土(小粒)5:腐葉土3:軽石小粒2の割合で配合するとよいでしょう。腐葉土の代わりにピートモスを使用することもできるので、お好みで試してみてください。
オリヅルランの植え替えは、5~9月頃が最適な時期といえます。毎年植え替えることができれば理想ですが、必ずというわけではないので1~2年に1度を目安に植え替えましょう。
植え替えした後のオリヅルランは普段よりも弱っているため、作業した後の約1週間は直射日光と風が当たらない場所で管理してください。また、弱っている状態でも肥料を与えると逆効果になるため、この時期に肥料を与えることは控えて回復してきたら適量の肥料を施しましょう。
オリヅルランを増やす時期は、植え替えと同じタイミングに行えます。オリヅルランの増やし方にはいくつか方法がありますが、主に子株や株分けなどの方法で増やせます。
ランナーと呼ばれる細長い茎がよく出る品種であれば子株、ランナーがあまり出ない品種は株分けが向いているので、育てている品種にとって最適な方法で増やしてあげましょう!
オリヅルランを植え替えする際は、必ず一回りほど大きな鉢を用意して植え替えます。今の鉢より大きすぎたり小さかったりすると植え替え後も元気に育たなくなる場合があるため、新しい鉢の大きさには気を配ることが大切です。
また、古い土は使わないで必ず清潔で新しい土を使うようにしましょう。
オリヅルランを鉢から取り出す時は、根の部分を傷つけないよう丁寧に扱います。古い土はしっかり落として、傷んでいる根や古い根を見つけた場合は植え替え時に処理してください。
オリヅルランは初心者向けの観葉植物でもあるので、育て方を覚えれば初めても方でも心配することなく育てられます。オリヅルランは対人運や健康運などをアップさせる風水効果も期待できるので、室内で育てる場合は置き場所なども意識してみるといいかもしれません。
ご自宅でオリヅルランを育てる際は、定期的に植え替えて元気に栽培しましょう!
GreenSnap編集部