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ユリのようなラッパ型をした花姿のアマリリスは、赤や黄色、白色など色どり豊かで綺麗な花を咲かせます。南アメリカが原産の球根植物なので、暑さに強いですが寒さには弱いです。
多年草のアマリリスは花が終わった後に手入れすることで、翌年もきれいな花を咲かせることができるでしょう。アマリリスの花がら摘みや冬越し、管理方法などについて詳しく紹介していきます。
アマリリスは春撒きの品種は4~6月、秋咲きの場合は10月頃に開花し、花が終わったら花がら摘みをします。その後、鉢植えの場合は日光が当たる場所で育てて葉を生長させてください。
花が咲き終わった後は肥料を与えることで球根を太らせることで、翌年も花を咲かせる可能性が高くなります。
鉢植えのアマリリスは花が終わった後地植えでも育てられますが、寒さに弱い植物なので室内で育てていた場合は寒さに慣らしてから地植えしましょう。
また、花が咲き終わったら新しい鉢に植え替えることで、翌年以降は見た目が豪華な花を咲かせることができるでしょう。
アマリリスは1本の茎にいくつもの花を咲かせますが、その中の数輪の花が枯れてきたようであれば花が終わるサインです。その後、花径の部分も徐々に枯れてきます。
花が終わったようであれば花がら摘み、葉の部分も枯れてきたら冬越しの準備をしましょう。
アマリリスの花がら摘みは、花が終わったら1輪ずつ花首と種ができる箇所を切り取ってください。葉の部分を残すことで光合成し、翌年花を咲かせるための栄養を作ります。
アマリリスは多年草の球根植物で、咲き終わった花をそのままにしておくと球根が疲れてしまい、翌年花を咲かせないことがあります。翌年も綺麗な花を咲かせるために、積極的に花がら摘みをしましょう。
アマリリスの葉が黄色く変色してきたら、冬越しの準備をしましょう。地上部の枯れた葉はハサミ切り取り、葉が完全に茶色く枯れたようであれば手で取り除くこともできます。
葉を切り取ることで球根部分に栄養が行き届き、翌年花を咲かせるための栄養を蓄えられます。
鉢植えのアマリリスは、同じ大きさの鉢を重ねることで寒さを予防できます。寒い冬の時期に備えて、しっかりと防寒対策をしましょう。また、土の表面を腐葉土などで覆い、日当たりのいい場所でアマリリスを管理してください。
最低気温が6℃を下回る地域で地植えのアマリリスを育てている場合は、球根を掘り上げてバーミキュライトなどに入れた後は冷暗所で保管してください。鉢植えのアマリリスは、暖かい室内に移動させて管理しましょう。
アマリリスを冬から春にかけて管理する際は、鉢植えでは100ml程度の水を与えれば十分です。普段は土が乾燥したらたっぷりと水やりしますが、この時期は水の量を控えてアマリリスを休眠させましょう。
アマリリスは毎年花を咲かせる植物なので、毎年の開花が楽しみですよね。今回紹介したような花がら摘みや冬越しなどの手入れをすることで、翌年も花を咲かせることができます。
アマリリスは地植えと鉢植えどちらでも育てることができるため、ご自宅のお庭や室内などで育てる際は手入れをして翌年もきれいなアマリリスの花を咲かせてみましょう!
GreenSnap編集部