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お花屋さんなどでブーケを買うとよく入っているカスミソウは脇役のイメージが強いですが、単体でもとても美しい植物です。白く小さな花という印象もあるかと思いますが、実際は種類が豊富にあります。
このページでは、カスミソウの種類についてご紹介しています。ぜひご参照ください。
カスミソウはナデシコ科・カスミソウ属の植物の長日植物です。日照時間が長くなると開花するのが特徴で、だいたい5月から7月に小さな花を咲かせます。花の色は白またはピンク色ですが、最近では着色して切り花として販売しているものも増えました。
カスミソウは1つ1つは小さく、よい脇役となるため洋風・和風どちらのブーケにも入れられることが多いです。
カスミソウ属のなかには150種類以上があります。
園芸店ではよく流通するエレガンス種と、多年草タイプ、宿根カスミソウなどがあります。
ベールスターは園芸店で多く流通している品種です。ベールスターは大きなものでは花のサイズが1cmにもなるほどの品種です。花色は白で、まるで花嫁のベールのような印象のあります。こちらは、より白くなるように改良されている宿根カスミソウの一種です。
ブーケのメインの花をよく引き立てるために真っ白なカスミソウが欲しい方は、ベールスターをおすすめします。
カスミソウ・アルタイルも宿根カスミソウの一種です。花のサイズは中輪で花数が多いのが特徴で、一斉に開花するとボリューミーで見ごたえがあります。
アルタイルもよく流通しているカスミソウです。カスミソウだけで植えて目立たせたい方はアルタイルがよいでしょう。
カスミソウ・ジプシーはサカタのタネで作られた品種でシリーズ化されています。こちらもよく流通していてガーデニング愛好家の間で人気の品種です。
花壇やコンテナ用の品種とされていて草丈が短い特徴があります。寄せ植えの隙間を埋めるのにもよいでしょう。よく分岐をするのでドーム型に株がこんもりするのも特徴です。
カスミソウというと地味なイメージを抱く方もいますが、こちらはそのイメージを覆す品種と言っても過言ではありません。
花は小さく、一重咲きから八重咲で開花すると株全体が花で覆われるほど花付きがよいです。
カスミソウ・エレガンスは一年草タイプで、花の大きさは1.5cmから2cmほどです。カスミソウとは思えない別の植物のような見た目をしています。見た目の雰囲気は花弁の華奢さからサクラソウのようです。
エレガンスの草丈は50cmから80cmほどで栽培しやすいサイズといえるでしょう。
カーペットカスミソウも花のサイズが大きく、カスミソウのようには見えない種類です。カーペットという名前のとおり、這うようにして育つのが特徴ですが、生長が遅いためグランドカバーには不向きです。
こちらはオノエマンテマという名前でも流通する植物です。
カスミソウにはさまざまな種類があります。どんな品種があるのかを大まかに理解しておくと、自分の好みのカスミソウを見つけやすくなります。
切り花で単体で楽しみたいのか、ブーケに添えたいのか、鉢植えで楽しみたいのかなど、用途に合わせてぴったりなカスミソウを選んでみてください。
GreenSnap編集部