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ジャガイモを収穫したりスーパーで買ってもすぐに使用しないことがあるかと思います。この場合は保存することになりますが、ジャガイモはどうやって保存をしたらよいのでしょうか。
このページではジャガイモの保存方法について解説しています。ぜひご参照ください。
ジャガイモは5〜6月の初夏や、11〜12月の初冬に収穫できる定番の根菜ですよね。
腐りにくく日持ちするイメージのジャガイモですが、正しい方法で保存しないとカビてしまったり芽が伸びたりして食べられなくなってしまいます。せっかく買ったり収穫したのなら、きちんと保存して無駄にしないようにしましょう。
なお、この記事では野球ボール大の一般的なジャガイモの保存方法についてご紹介しています。初夏に出回る新ジャガイモなどの小ぶりなジャガイモは、日持ちがあまり効きませんので早めに食べましょう。
ジャガイモの保存方法は冷凍、冷蔵、常温があり、常温保存が一般的です。保存期間はそれぞれ異なります。
ジャガイモは冷凍保存することができます。
ジャガイモは水分の多い野菜で、冷凍庫に入れて保管をすると解凍した際に中身がスカスカになってしまいます。ジャガイモは生のままでは冷凍が不向きなため、なるべく加熱をしてから冷凍してください。
冷凍する前に電子レンジで加熱する、茹でる、蒸すなどを処理をしてから保存しましょう。
どうしても生のジャガイモで冷凍したい場合は、細くカット(細切り)をしてから冷凍しましょう。
冷凍保存であれば、3週間ほど日持ちします。
ジャガイモは冷蔵保存もできます。気温が高い時期は常温ではなく冷蔵保存が向いていることがありますが、冷蔵庫のなかの温度が低すぎるとジャガイモが傷むこともあるため注意が必要です。
ジャガイモの保存に適している温度は5℃といわれています。
冷蔵庫のなかはだいたい0℃から5℃で、野菜室は5℃から10℃です。そのため冷蔵庫で保存する場合は、野菜室が向いています。
冷蔵庫に入れる際はむき出しでは保存しないでください。ジャガイモは乾燥を嫌うため、そのままむき出しの状態で保管すると表面がシワシワします。冷蔵庫内でも乾燥するため、新聞紙に包んでさらにポリ袋に入れてください。ポリ袋を完全に密封すると湿気がこもるため、軽く開けておくことをおすすめします。
冷蔵保存であれば2週間から3週間ほど日持ちしますが、状況によっては早く傷むこともあるためこまめに様子をみましょう。
ジャガイモを常温保存する場合は、冷暗所を選びましょう。保存する際はジャガイモの表面についた土をよく落とし、新聞紙で包んでから風通しのよい場所で保管をします。日が当たる場所だと発芽が始まるので注意してください。
蛍光灯の光でもジャガイモが傷むため太陽光だけでなく蛍光灯の光が当たる場所を避けることをおすすめします。
常温保存であれば季節によっても変わりますが、保存日数は2ヶ月から3ヶ月です。
ジャガイモを少しでも長持ちさせるポイントは光を遮断することです。
ジャガイモを新聞紙で包むだけでなく、段ボールに入れるなどをして光を避けましょう。蛍光灯でも緑化をしてジャガイモの味が落ちるため、保存場所には注意が必要です。
ジャガイモの長期保存のコツとして発芽させないことが重要です。りんごと一緒に保存すると、りんごから出るエチレンガスがジャガイモの発芽を抑制するとされています。
ジャガイモは土のなかの野菜なので、明るい場所ではなくなるべく土のなかのような暗い場所を好みます。常温保存する場合でも冷蔵保存する場合でも新聞紙で包むことが重要です。
常温保存が基本ですが、すぐに使わない場合は冷蔵保存、冷凍保存に挑戦してみましょう。
GreenSnap編集部