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ユッカは丈夫で育てやすく、生育旺盛なのでどんどん元気に育ちます。ユッカの樹形を保ちながら育てるためには剪定が必要ですが、剪定の際に出た枝を挿し木にして育てることができますよ!
空に向かって葉が真っすぐ伸びるユッカは、その姿から金運や仕事運などの風水効果があるといわれています。縁起が良い植物なので、室内やお庭で育て更に増やすことができたら楽しいですね。
今回は、ユッカの挿し木の時期や方法、成功させるポイントなどについて紹介していきます。
観葉植物で人気のユッカは北米~中米が原産の植物で、約50種類の品種があります。耐寒性に優れたものが多く、鉢植えの観葉植物として楽しまれたり、地植えにして庭園材料としても用いられています。
ユッカは尖った葉が上を向いて伸びていく姿が美しく、どんどん大きくなることから「青年の木」とも呼ばれています。ユッカは大きくなるにつれて茎が伸び、葉が生い茂ります。樹形を保つためには定期的な剪定が必要です。
ユッカは一株でも存在感がありますが、室内やお庭に複数のユッカを植えるのもおすすめです。ユッカの原産地であれば、「ユッカ蛾」という蛾がユッカの受粉を手助けしてくれますが、ユッカ蛾が生息していない日本では実がなることがありません。
しかし、ユッカは挿し木で増やすことができます。挿し木の方法も簡単なので、ユッカを増やしたい時は挿し木で増やしてみましょう。
ユッカは春になり暖かくなると生長期に入ります。ユッカは生長期に剪定を行うので、剪定に適した5~6月頃に剪定した枝を土や水に挿して「挿し穂」にしましょう。通常「挿し穂」にする枝には一枚以上葉がついていなければいけませんが、ユッカの場合は気にしなくても大丈夫です。挿し穂が発根すれば挿し木にして増やすことができます。
挿し木の時期は、ユッカの生長期である4~9月頃が適しています。とくに6月の行う挿し木は「梅雨挿し」と呼ばれ、気温と湿度が発根する条件に適しています。梅雨の時期は剪定時期ともかぶっているので、この時期であれば剪定した後すぐに挿し木ができますよ。
ユッカの挿し木にする際には、以下の道具を準備しましょう。
ユッカの挿し木では、鹿沼土や赤玉土、バーミキュライトなどが入った用土か、挿し木用の用土を使用しましょう。また、剪定バサミは使用前に予め消毒して、清潔にしておきましょう。
ユッカの剪定で切り落とした枝は、切り口を殺菌剤をつけるか、火で少し炙るなどで処理しておきましょう。そうすることで、病害虫を防いだり、生長が早くなります。
発根するまでに土が乾燥していると発根しにくくなります。こまめに水やりを行いましょう。また、挿し木で使用する土には、肥料分が入ってないものを使用しましょう。土に肥料が混ざっていると雑菌が繁殖しやすくなり、枝が腐ってしまうことがあります。
最初から雑菌が少ない赤玉土やバーミキュライトなどを使用することがおすすめです。
ユッカの挿し木は高確率で成功します。ご自宅でユッカを育てている方や、これから育てたい方はぜひユッカを挿し木で増やしてみてくださいね!
真っ直ぐ伸びる元気なユッカをぜひ楽しんでくださいね。
GreenSnap編集部