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お味噌汁に入れるとぬるっとしていて歯ごたえがある食感が楽しめるなめこは、どんな栄養があるのでしょうか。このページではなめこの栄養について解説しています。
カロリーや効果効能についてもまとめているので、なめこ好きの方、現在なめこを栽培してる方はぜひご参照ください。
なめこはモエギタケ科スギタケ属のきのこで、台湾や日本に分布しています。ナラやブナの木に群生し、ナメタケ、ヌメリタケという名でも呼ばれるきのこです。
なめこ汁、なめこそばなど食用されるきのこで、独特のぬめりを持つ特徴があります。生食には向かず、基本的に加熱調理して食べるのが一般的です。
これはなめこがゼラチン質の物質を分泌するためで、とくにこのぬめりは有害なものではありません。
なめこには、ナイアシン、食物繊維、マグネシウム、カリウムが含まれています。
なめこ100gあたりのカロリーは15kcalです。
なめこに含まれるカリウムはむくみ解消に向いています。塩分の多い食事が多く、むくみやすい方におすすめです。
食物繊維が多いなめこはお通じ改善に役立ちます。お通じが滞りがちな方、お腹がぽっこりしやすい方によいでしょう。
なめこに含まれるマグネシウムは、細胞や骨に存在する成分です。マグネシウムはミネラル成分のひとつで、健康的な歯や骨を作るのに役立ちます。
ナイアシンは血行をよくする働きがあるため、血流が悪く肩こりや冷え性になりやすい方になめこは向いています。
ナイアシンは皮膚や粘膜の代謝をアップさせる働きがあり、美肌効果、肌荒れ改善効果も期待できます。
なめこに含まれるナイアシンには中性脂肪や悪玉コレステロールを減らす働きがあるとされているため、生活習慣病予防にも効果的です。
なめこの旬は10月から11月ですが、スーパーなどではほぼ通年売られています。
おいしいなめこは、全体の色が茶色くきれいなもの、ツヤがあるものを選びましょう。ぬめりがあるものは光って見えるので参考にして選びましょう。
カサが変形しているもの、割れているもの、黒ずんでいるものは避けることをおすすめします。
なめこをはじめ、きのこ類は水洗いをすることで栄養が逃げて風味が落ちるため、水洗いはおすすめしません。キッチンペーパーで軽く汚れをふき取るくらいにしましょう。
そのままパックに入れてチルド室に入れてください。野菜室は不向きです。
なめこを冷凍庫で保存する場合は、石づきを包丁で落としてください。密閉できる容器になめこを入れて均等に並べます。均等になっていないと凍るタイミングにばらつきが生じるため、なるべく平らになるようにします。
冷凍庫に入れると約1ヶ月ほど保存ができます。なめこを調理する場合は、解凍せず冷凍のまま使用してください。
なめこは加熱調理をおすすめします。低カロリーでお通じ改善効果も期待できることからダイエットをしたい方にも向いています。独特なぬめりを楽しんでくださいね。
GreenSnap編集部