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灰色かび病は、さまざまな植物に発症する病気のひとつです。今回は、灰色かび病とはどんな病気なのか、その症状や原因、発生しやすい時期、対処法をご紹介します。
予防策や、発症してしまった後の対処法も記載しているので、植物を育てている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
病気が進行すると斑点が広がっていき、さらに進行すると発病した部分が灰色や灰褐色のカビで覆われ、多発すると植物の植物が生長が遅くなり、果実の収穫量が落ち、植物が枯れてしまいます。
灰色かび病は「ボトリチス・シネレア」というカビ菌が原因です。この菌が繁殖して植物に付着することで、灰色かび病が発生してしまいます。
灰色かび病の病原菌である「ボトリチス・シネレア」は気温が20〜25度の高温多湿の環境を好みます。また、植物が密集して植えられていたり、葉が茂って風通しの悪い状態が続くと、灰色かび病が発生する原因につながります。
春や秋の長雨や、梅雨の時期など、昼間は暖かく朝晩は冷え込む気温差が激しい気候も灰色かび苗を誘発しやすくなります。外との気温差で結露しやすいビニールハウスや温室の中でも発症することがあります。
灰色かび病が発症しやすいのは、4月〜7月前半、9月〜11月ごろです。温度が低めで、曇りや雨が続くような湿度の高い環境でよく発生します。特に梅雨時や春、秋の長雨のシーズンに発生しやすく、ビニールハウスや温室の中でも発生するので注意が必要です。
ほとんどの植物が灰色かび病になる可能性があります。
灰色かび病を見つけたときは、症状がでている部分をすぐに取り除きましょう!葉に斑があるなど、異常が出ている場合は、切り取ってすぐに処分します。被害がひどい時は株全体を処分しましょう。
除去した葉を土の上や庭、ベランダなどに置いたままにすると、そこから菌が広がって他の植物にも灰色かび病が移ってしまいます。必ずゴミ収集袋に入れて処分するか、焼却処分ができる場合は燃やしてしまいましょう。
灰色かび病が発症している部分を取り除いたあとは、薬剤を使用して菌の繁殖を防いてください。薬剤を使う場合は、なるべく被害の広がっていない初期のうちに、植物全体に村なく散布して病気が蔓延するのを防ぎましょう。
灰色かび病の原因菌は湿気を好みます。排水性が悪い場合は、よい土を選び水はけを良くしましょう。
じめっとしていると菌が繁殖しやすくなります。植物の株がぎっしりしていて枝や葉が多い場合はハサミを入れて通気性をよくしましょう。
灰色かび病の菌は傷がついた箇所や枯れた箇所に付着して繁殖する傾向があります。こまめに植物のチェックをして、傷んだ葉があればすぐに処分しましょう。
先述したように、灰色かび病は傷が付いた所や枯れた部分に菌が付いて繁殖します。傷んだ部分があったらすぐに取り除くようにしてください。
畑などで植物を栽培する場合は、土の表面をビニールで覆いましょう。これをマルチングといいます。雨などで泥がはねてそこから菌が繁殖します。土から菌が付着しないようマルチングを施すと効果的に予防ができます。
灰色かび病を予防できる農薬を使用して、なるべく菌が繁殖しないようにすることも重要です。果物や野菜の場合は、食用の植物に利用できる農薬を使いましょう。
灰色かび病にかかった植物は徐々に枯れていくため、鑑賞して楽しむことができなくなってしまいます。放置すると他の植物にも被害がおよぶため、かわいそうに思えても病気にかかった部分はすぐに処分をしてくださいね。必要に応じて株全体を処分することも検討しましょう。
梅雨や秋雨前線の時期はいつもよりも注意して、植物や野菜を健康的に育ててくださいね。

GreenSnap編集部