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サンスベリアは空気清浄効果が高いことで知られていて、人気の観葉植物ですね。スズラン亜科ドラセナ属に分類される多年草で、乾燥に強い多肉植物です。
サンスベリアは育てるのに手間がかからないですが、育て方によっては葉の表面がしわしわになったり枯れてしまうこともあります。
サンスベリアが枯れたりしわしわになってしまう原因や復活させる方法などについて詳しく紹介していきます。
サンスベリアはアフリカが原産の観葉植物なので、水を必要以上に与え過ぎてしまうと土の中で根腐れを起こして枯れてしまいます。サンスベリアには、日頃から水を与え過ぎないようにすることで枯らさずに育てられるでしょう。
また、水やりを適度にしていても水はけが悪い場合は根詰まりを起こしている場合も考えられます。サンスベリアは2年に1回植え替えが必要なので、長い間植え替えしてないようであれば適切な時期に植え替えて育ててください。
その他、サンスベリアは肥料を与え過ぎることでも枯れてしまう場合があります。肥料は5~9月頃に2ヶ月に1回のペースで緩効性の固形肥料を施し、夏の時期は20日に1回液体肥料を与えれば十分なので肥料の分量を守って肥料を与えてください。
サンスベリアは日当たりがいい場所でよく育ちますが、直射日光に当たることで葉焼けの原因になります。そのため、風通しがよく直射日光が当たらない場所で管理し、室内では窓際のレースカーテン越しで育てるといいでしょう。
さらに、サンスベリアは寒さに弱い植物なので、気温が5℃以下の環境では冬越えできず枯れてしまいます。気温が10℃以下では水を吸い上げることができなくなるため、育てる地域にもよりますが寒い冬の時期は室内に移動させて管理することが大事です。
上に伸びているサンスベリアの葉が垂れ下がり枯れてしまった場合は元に戻すことができないため、日頃から枯らさないように気を付けながら手入れしましょう。
多肉植物のサンスベリアは暑さや乾燥には強いですが、寒さと乾燥には弱い性質があります。サンスベリアに長い間水を与えないと葉がしわしわになってしまい、葉に蓄えていた水分がなくなってしまうというサインです。
それでは、葉がしわしわになった時の対処法について見ていきましょう!
サンスベリアは強い植物なので、葉がしわしわになってもすぐに枯れることはありません。サンスベリアの葉がしわしわになったら、お水を与えることで元気な状態に戻ってくれます。
サンスベリアを10℃以下の環境で育てている場合は、暖かい場所に移動させてから水やりをしてください。
サンスベリアを育てる上で、育てる環境と水やりはとても重要です。与える水の量によってサンスベリアの状態が左右されると言っても過言ではありません。
サンスベリアは耐陰性があるため日陰の環境でも育ちますが、日当たりのいい場所で育ててあげた方が元気に育ちます。
サンスベリアの水やりにはコツがあり、土の表面が乾いてから約2~3日後にたっぷり水やりをします。鉢の受け皿に水が溜まったままの状態は根腐れの原因にもなるため、受け皿の水はこまめに捨てるようにしてください。
サンスベリアは過湿にも弱いため、梅雨の時期は土が乾燥してから約4~5日後に水やりをします。冬の時期で10℃を下回る場合は水やりする必要はありませんが、暖かい室内に移動させた場合はいつも通りに水やりをしましょう。
サンスベリアは株全体が枯れてしまうと復活させることはできませんが、一部が枯れていない状態であれば復活できる可能性が高いです。
サンスベリアの葉が1枚でも枯れていなければ、葉挿しすることで復活できます。枯れていない葉を切り取って10cm程度の幅に切り分け、その葉を半分程度土に挿して育てましょう。
また、サンスベリアは株分けすることで新芽を増やして復活もできます。サンスベリアを鉢から取り出し、この時傷んでいる根の部分は取り除きましょう。ハサミなどで小株を切り分けて半日ほど乾燥させてから、新しい鉢に植えてください。
葉挿しも株分けも難しくないので、育てているサンスベリアを復活させたい方はぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
強い植物のサンスベリアは初心者の方でも育てやすいですが、寒い冬の時期は注意が必要です。気温が10℃以下になると水を吸収しなくなり5℃以下の環境では枯れてしまうため、寒い冬から春を迎えるまで間は温暖な室内に移動させて管理しましょう。
室内では今まで通り水やりできますが、水を与えるタイミングをしっかり守ることでサンスベリアが育ちます。
冬の間もサンスベリアを上手に管理して、元気なサンスベリアを育てましょう!
GreenSnap編集部