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フルーツのグアバは名前は知っていても、果実を見たことがない方も少なくはないでしょう。このページではグアバの効能について解説しています。スーパーフードと呼ばれるほど栄養価もあるので、ご参照ください。
グアバはフトモモ科バンジロウ属の植物の名前です。原産地はカリブ海沿岸や東南アジアとされ、グアバの果実はトロピカルフルーツの一種としてみなされます。
グアバの花は白く、花弁は5枚で、おしべが多く目立つのが特徴です。
グアバにはビタミンC、ビタミンB群、食物繊維、ポリフェノール、カリウムが含まれていて、体によい成分が多く、スーパーフードとして注目を集めています。
とくにビタミンCの量が豊富で、フルーツのなかではアセロラに次ぐ2位となっています。レモンの2倍のビタミンCの量があり、酸味が強いのが特徴です。
グアバ100gあたりのカロリーは38kcalです。
グアバの葉にはタンニンなどポリフェノールが豊富に含まれていて、血糖値の上昇を抑える働きや、糖質を脂肪として蓄えにくくする効果が期待できます。そのため、ダイエットにも効果的でグアバの葉を使ったグアバ茶も人気です。
美容のビタミンといえるビタミンCが豊富なグアバは美容効果が高いです。コラーゲン作りには欠かせないビタミンCは、ハリのある若々しい肌をキープするのによいでしょう。
さらにメラニン色素が作られるのを抑える働きもあるため、日焼けをしてしまったときにも向いています。シミ予防をしたい方にもグアバはおすすめです。
ミネラルの1つであるカリウムは、余分な水分を体外に排出する効果が期待でき、むくみ予防になります。
果肉が赤いグアバはβカロテンが豊富です。βカロテンは強い抗酸化作用があるため、体の若返りによいでしょう。体に悪い影響を与える活性酸素の働きを抑制することが期待できます。動脈硬化やがんの予防にもつながります。
グアバの旬は8月から10月です。
果実がきれいに丸いものを選びましょう。持ってみてずっしりとしているもの、よい香りがするものもおすすめです。果実に弾力があると食べ頃です。
すぐにグアバを食べない場合は、冷蔵保存をしましょう。
新聞紙でグアバを包み、密閉できるビニール袋に入れて冷蔵庫に保管をしてください。3日ほどで食べるようにしましょう。
長期保存をしたい場合は、冷凍保存をおすすめします。グアバの皮をむき、食べやすい大きさにカットをして、空気になるべく触れないように1つ1つラップで包み、密閉できる袋に入れて冷凍庫へ入れてください。これで1ヶ月ほどは日持ちします。
まだ果実がかたいグアバは未熟です。追熟することでおいしく食べることができるので、寝かせてみましょう。新聞紙に包み、涼しい場所で保管をしてください。直射日光は避け、だいたい20度前後の場所がおすすめです。
良い香りがしてきて、表面がやわらかくなり弾力がでてくると食べ頃です。
グアバは栄養が豊富で、スーパーフードといわれるほど効果効能も期待できます。生食で食べるには酸っぱいので、加工されたものががおすすめです。
庭木にすれば果実や葉を採取することができます。葉はお茶にもできて体にもとてもよいので、ぜひ栽培にもチャレンジしませんか。
GreenSnap編集部