warning
error
success
information
辛さが有名な唐辛子は、一度に大量に食べることはあまりありませんが、麻婆豆腐、ペペロンチーノなど、さまざまな料理で口にすることがありますよね。そんな唐辛子にはどんな栄養があるのでしょうか。
このページでは唐辛子の栄養や効果効能、保存方法やカロリーについてまとめています。辛党の方もぜひご参照ください。
唐辛子はナス科トウガラシ属の植物で、果実のことを一般的に唐辛子と呼びます。原産地はメキシコです。
辛い味が特徴的ですが、パプリカ、ピーマンの仲間です。草丈は60cmで夏になると白い花が咲きます。花のあとに緑色の果実がなり、熟すと赤くなります。熟す度合で辛みが変わるのが特徴です
唐辛子には、ビタミンE、カロテン、カプサイシン、ビタミンC、ビタミンB2、B6が含まれています。
唐辛子100gあたりのカロリーは96kcalです。
唐辛子の辛みの成分であるカプサイシンは、摂ることでアドレナリンが分泌され汗をよくかくようになります。辛い物を食べて体が燃えるように感じるのはこの影響です。
唐辛子は食欲を増進させる働きがあります。夏バテにもよいでしょう。
βカロテンは免疫力アップが期待できます。風邪など病気に負けない体づくりに役立つでしょう。
ビタミンEやβカロテンには強い抗酸化作用があります。美肌を保ちたい方、生活習慣病を予防したい方にもおすすめです。
唐辛子の旬は7月から9月です。
青い唐辛子はまだ未熟で、熟すことで赤く色づきます。青い唐辛子は生だと辛いですが、加熱することでやわらぎ、赤い唐辛子は加熱をすることで辛みが増します。
唐辛子は、表面にハリとツヤがあり、先端が細く尖っているものを選んでください。またヘタ部分が変色しているものは鮮度が落ちているので避けるようにしましょう。
唐辛子は生と乾燥のものがあります。
生の唐辛子は傷みやすいため、早めに食べるようにしてください。すぐに食べない場合は、冷蔵庫での保管をおすすめします。乾燥しないようにラップで包んだ後、密閉できる袋に入れて冷蔵庫の野菜室に入れてください。
生の唐辛子が濡れていると、腐りやすくなるため、水気はよくふき取っておきましょう。冷蔵庫保管でも生の場合は1週間以内に使うようにしてください。
乾燥した唐辛子の場合は、密閉できるビンなど容器に入れて保存をしてください。乾燥した唐辛子の場合は、湿気に十分気をつけ、乾燥剤を一緒に入れて保管することをおすすめします。常温で保存ができ、冷暗所で保管をしてください。これで数か月保存ができます。
辛い食べものが好きな方は唐辛子料理をよく食べていることでしょう。唐辛子は栽培しやすく、鉢植え、プランターでも育てることができます。自宅で収穫して、乾燥させると長持ちするのでおすすめです。ぜひ挑戦してみませんか。
GreenSnap編集部