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芽キャベツはメジャーな野菜ではありませんが、フランス料理などまれに使われることがあります。濃く苦みがあるキャベツというイメージですが、どのような野菜で、どんな栄養が含まれているのでしょうか。
このページでは芽キャベツについて解説しています。栄養や効果効能についてまとめたのでご参照ください。
芽キャベツはアブラナ科アブラナ属の植物です。キャベツの芽というわけではなく、キャベツの変種です。ヒメカンランという別名があります。フランス料理で使われることがありますが、最近では日本でも広まってきました。
独特な苦みがあるのが特徴で、小さな丸い形のまま食します。
芽キャベツには、ビタミンC、ビタミンK、βカロテン、食物繊維、カリウムが含まれます。
芽キャベツ100gあたりのカロリーは50kcalです。
ビタミンKは血液凝固を促進する働きがあります。止血作用があるため、止血のビタミンともいわれます。ビタミンKが不足していると出血時に血が止まらなくなるので、日頃から摂っておきたい栄養素ですね。
βカロテンは色鮮やかな野菜に含まれる成分で、免疫機能によい成分です。風邪に負けない体にするためにもしっかりと摂りましょう。
βカロテンには強い抗酸化作用があります。活性酸素から細胞を守る役割があることから、体内のアンチエイジングに繋がります。がん予防にも効果的です。
さらにβカロテンは体内でビタミンAに変換されるため、美肌効果も期待できます。
芽キャベツには食物繊維が含まれています。お通じ改善効果も期待ができるでしょう。
葉が隙間なく重なっているものはおいしい芽キャベツです。硬くぎゅっとしているものを選んでください。また色が濃いもののほうが新鮮です。芽キャベツには縦長のものもありますが、とくに品質が落ちているわけではなく、鮮度や味も問題ありません。
全体的にシナシナとしてなく、切り口部分を見て傷んでいないかも確認しましょう。
芽キャベツは乾燥を嫌います。キッチンペーパーを濡らして芽キャベツを包んでください。チャック付きのビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保管をします。
キッチンペーパーはこまめに取り換えましょう。冷蔵庫に入れれば3~4日は保存ができます。
茹でた芽キャベツを保管することもできます。軽く茹でて水気をしっかりと切ってからチャックつきの保存袋に入れて冷凍庫に保管をしてください。冷凍保存であれば、3週間ほどは日持ちします。
丸ごと冷凍庫に入れることもできます。一度水洗いをして、よく水気を切ったあとにチャックつき袋に芽キャベツを入れて冷凍庫に保管をしてください。
芽キャベツは苦いイメージがあり、苦手とする方も少なくはないでしょう。しかし、ミネストローネなどスープに入れると甘味が出ておいしいですよ。熱が加わると柔らかくなって食べやすいです。
栄養も含まれているので、ぜひ積極的に食べてみましょう。
GreenSnap編集部