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春になると一面に咲く菜の花は圧巻で、フォトスポットにもなるほど美しい場所もありますよね。そんな菜の花は食べることができます。このページでは菜の花の栄養について記載しました。効果効能や保存方法についてもまとめているので、ぜひご参照ください。
葉の花はアブラナ科アブラナ属の花の総称です。基本的には黄色い花を咲かせるのが特徴ですが、一部白や紫の花を咲かせるものがあります。アブラナは鑑賞されることや、食用利用だけでなく菜種油の原料にもなります。
食用する部分は、菜の花の花茎とツボミ、葉です。
春になると川岸などに群生する菜の花はとても美しく、観賞価値があります。
菜の花にはビタミンB群、ビタミンB、鉄、カルシウム、βカロテンを含みます。
とくにカルシウムが多いといわれていて、ほうれん草の3倍の量が含まれています。
菜の花100gあたりのカロリーは33kcalです。
βカロテンは緑黄色野菜に含まれる栄養素で、体の免疫機能を正常にする働きがあります。また菜の花にはビタミンCが豊富に含まれていて、免疫力アップによい成分なので、風邪予防にもよいでしょう。病中病後はとくに免疫力が落ちやすいため、ビタミンCやβカロテンを摂取するために菜の花を食べましょう。
ビタミンCはコラーゲン生成を助けます。さらにメラニン色素の生成を抑える働きがあることから、美肌によい栄養素です。フルーツにもビタミンCが豊富ですが、酸味が苦手な方は菜の花で摂るとよいでしょう。
鉄は赤血球内のヘモグロビンの材料になります。貧血になりがちな女性には特におすすめです。
菜の花にはカルシウムも豊富で、骨や歯を作るには欠かせない栄養です。健康な体作りを希望する方によいでしょう。さらにカルシウムが不足すると精神的に不安定になりやすいです。
菜の花の旬は2月から3月です。
菜の花はあまり日持ちがしないため、鮮度のいいものを選びましょう。
ツボミが開き切っていなく、切り口をチェックして傷んでいないもの、みずみずしいものを選んでください。葉や茎がきれいな緑色をしていて、ツボミが密集しているものをおすすめします。
菜の花は冷蔵と冷凍で保存することができます。
菜の花の保存のポイントは乾燥させないことです。キッチンペーパーや新聞紙を濡らして菜の花を包んでください。さらに袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保管をします。これで数日は菜の花が持つでしょう。
下茹でしてから保存することもできます。
菜の花を茹でたら、冷水につけたあとしっかりと水気を切り、タッパーなど容器に入れて野菜室で保管をしてください。
また切り花のように水が入ったグラスに菜の花を挿して保存をすることもできます。茎のみが水に浸るようにし、葉には水がつかないようにしましょう。グラスごと冷蔵庫の野菜室で保管をしてください。野菜室に入らない場合は、冷蔵庫でも問題ありません。
菜の花は冷凍庫での保存もできます。程度な大きさにカットをして容器に入れて保管をしてください。冷凍庫で保管をする場合は2週間ほど日持ちがします。
菜の花はお浸し、炒め物などいろいろな食べ方ができます。自宅のお庭で栽培したものも食用にできるので、育ててみてもいいかもしれませんね。
GreenSnap編集部