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サラダビュッフェなどでもおなじみのサニーレタスはクセがなくておいしいですよね。サニーレタスにはどんな栄養があるのでしょうか。このページではサニーレタスの栄養や効果効能について解説しています。サラダでよく食べる方やこれから栽培したい方はぜひ参照してみてください。
サニーレタスはキク科アキノノゲシ属の植物です。キャベツの仲間のように感じられますが、キャベツはアブラナ科なので、植物としては遠いです。レタスの仲間です。
レタスのように結球(丸く玉の形になること)はしないのが特徴です。レタスは淡色野菜ですが、サニーレタスは緑黄色野菜に分類されます。最大の特徴は葉先が赤紫色に変色することで、アントシアニンによる変化です。光の影響で色がつくため、栽培環境では赤みがでないことがあります。
苦みがなく食べやすいため、サラダによく利用されています。
サニーレタスはビタミンC、βカロテン、αトコフェロール、カリウム、鉄を含みます。
葉物野菜にビタミンCが含まれることが多いですが、多くが加熱や水に弱い特徴があります。しかし、サニーレタスは生で食べることができるため、ビタミンCがしっかりとれる野菜といえます。
サニーレタスは100gあたり16kcalです。
食物繊維は便通をよくする効果があるとされています。便秘がちな方におすすめです。
サニーレタスに含まれるカリウムは人間の体に必須なミネラルです。高血圧予防が期待でき、塩分摂取量が多い方におすすめします。余分な水分を排出する働きもあるため、むくみ予防にもなります。
βカロテンは体内でビタミンAに変換されます。ビタミンAには抗酸化作用があり、活性酸素の働きを抑え、心筋梗塞、動脈硬化など生活習慣病予防になります。
サニーレタスの旬は5月から8月です。しかし、ほぼ通年スーパーなど店頭に流通します。
おいしいサニーレタスは、全体がふんわりとしているものを選びましょう。葉にハリがあり色鮮やかなものをおすすめします。緑と赤のコントラストがはっきりしているものは、よく太陽光を当たったサニーレタスといえます。色の違いがはっきりしているものがよいでしょう。
葉がしなっとして弱っているものは鮮度が落ちているため、避けることをおすすめします。
サニーレタスは根元でつながっています。分離せずにつながったまま冷蔵保存しましょう。濡らしたキッチンペーパーで根元を包み、ビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室に保管します。
ポイントはサニーレタスを立てることです。芯の部分が下にして、自然下に近い状態で保存をしてください。湿ったキッチンペーパーはこまめに取り換えましょう。濡れた部分から傷むことがあります。
サニーレタスは常温保存はおすすめしません。すぐに傷むため、冷蔵庫の野菜室に入れるようにしましょう。
サニーレタスは苦みがないため、生食しやすくサラダ向きです。むしろ加熱調理をすると栄養素が失われる可能性があるため、なるべく生で食べるようにしてください。
プランターでの栽培もできるので、自宅で育ててみませんか。
GreenSnap編集部