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シャリシャリとしておいしいスイカは水分が多いイメージですが、栄養は含まれているのでしょうか。このページでは、スイカの栄養について解説しています。効果効能やスイカの保存方法についてもまとめたので、ご参照ください。
スイカは、ウリ科の植物でつる性を持つ特徴があります。夏の野菜として有名です。原産は熱帯アフリカで、古くから栽培されてきました。その歴史はとても深く、5000年前の遺跡からスイカの種が見つかったほどです。その前からすでに品種改良がおこなわれていたとされ、人類とのかかわりが深い野菜です。
日本へ伝わったのは比較的最近で、室町時代とされています。果実には縞模様が入る特徴があり、花は黄色です。花はキュウリの花に似ています。
スイカには、βカロテン、ビタミンC、カリウム、食物繊維が含まれます。しかし、90%近くが水分でできているスイカは他の野菜と比べると栄養価が低いです。
スイカ100gあたりのカロリーは37kcalです。
スイカに含まれるβカロテンは血流改善によいとされています。血行不良による冷え性にお悩みの方にもよいでしょう。
スイカに含まれるカリウムは余分な水分を体外に排出する働きがあるため、むくみ予防に効果的です。他にも膀胱炎予防にもよいとされています。
夏に気になるのは夏バテや熱中症です。スイカにはビタミンBも含まれるため、疲労回復によいとされています。また、水分の多いスイカはスポーツドリンクの役割があると言われています。汗を書くとミネラルも失われますが、そのミネラル補給にもよいです。夏にスイカを食べることで熱中症予防効果も期待できます。
水分が多いため、水分補給にもなり、体を冷やす効果も期待できます。運動後などにもスイカはよいでしょう。冷やしておいしく食べたいですね。
スイカは夏の食べ物で、7月から9月が旬です。
おいしいスイカを見つけるために、まずシマ模様を見てみてください。シマがはっきりしているものは、甘くておいしいスイカと言えます。黒い部分が盛り上がって見えるものもおいしいスイカで新鮮です。
スイカを叩いてみて、ポンポンとよい音がしたらおいしい可能性があります。高い音がした場合は未熟な可能性があり、重い音の場合は、新鮮でないことがあります。ただし、お店では叩きすぎないよう、軽く叩いて確認するようにしてください。
スイカは夏の野菜で、気温が高い環境になれています。基本的にスイカは常温保存ができます。反対に8度以下に冷やすとおいしさが落ちるのでご注意ください。
常温保存の場合は、そのままの状態で風通しの良い場所で保管してください。これで2週間ほど保管ができます。
冷蔵保存をする場合は、乾燥させないようにしてください。カットしたスイカを冷蔵庫に入れる場合は、1つ1つラップで包んで乾燥しないようにしましょう。冷蔵庫での保存の場合は、2~3日ほど保存ができます。
夏の風物詩であるスイカは栄養価はあまり高くはないですが、夏バテや熱中症など夏のトラブルに嬉しい野菜なので積極的に食べたいですね。
GreenSnap編集部