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葉物野菜として有名なほうれん草はどのような栄養があるのでしょうか。このページでは、ほうれん草の栄養や効果効能について解説しています。
ほうれん草が余ってしまい保存したい方向けにも保存方法も記載しているので、ぜひご参照ください。
ほうれん草は、ヒユ科ホウレンソウ属の植物です。西洋では古くから栽培され、日本には東洋種のほうれん草が中国を経由して入ってきました。伊達政宗も食べたと伝えらえています。
その後、西洋種も日本に伝わりますが普及はせず、西洋種と東洋種を交配されたほうれん草が普及しました。
アクが強いのが特徴で、生食はあまりされません。一部生食用のほうれん草もありますが、基本的には下茹でをして処理をします。お浸しなど和食はもちろんのこと、ソテーやポタージュなど洋食でも利用され、とても身近な野菜です。
ほうれん草には、βカロテン、鉄分、カリウム、マグネシウムが豊富に含まれ、緑黄色野菜として分類されます。
小松菜やチンゲン菜と比較してもβカロテンの量はとても豊富です。カリウムはニンジンの2倍以上含みます。
ほうれん草は100gで20kcalです。だいたい1束270gとして、カロリーは54kcalです。
βカロテンは体内でビタミンAに変わります。ビタミンAは皮膚や粘膜の健康によいとされていて、肌荒れしやすい方にもよいでしょう。
ほうれん草に鉄分が豊富というのは有名です。また葉酸もほうれん草には豊富でこの葉酸は血液を作るには欠かせない成分です。貧血気味の方にもほうれん草はおすすめです。
カリウムは体内の余分な水分を体外へ排出する役割があります。塩分の多い食事でむくみがちの方にはカリウムの摂取がよいです。また、高血圧予防にも効果的です。
ほうれん草の旬は11月から1月です。
おいしいほうれん草はまず葉を見てみましょう。葉が肉厚なもので尚且つ葉の色が濃いもの、鮮やかなものをおすすめします。
ほうれん草の根元も見てみて、赤みがしっかりと出ているものを選んでください。葉が乾燥しているもの、シナシナとしているものは鮮度が落ちているので避けましょう。
ほうれん草は乾燥を嫌うので、新聞紙やキッチンペーパーで包んで、水分を保つようにし、袋に入れて冷蔵庫に入れてください。
より長くほうれん草を保存するコツは、立てて保管することです。根元を下に、葉を上にした状態でほうれん草を保管すると、自然の状態に近いためストレスを感じにくくなります。これで5日から1週間ほど保存ができます。
状態によっては日持ちしないこともあるので、こまめに冷蔵庫をチェックして早めに使い切ってください。
長期保存をしたい場合は、冷凍庫保存がおすすめです。最初に下茹でをしてから保存をすると使うときに便利です。軽く茹でてアク抜きをして、水分を落としてから保存しましょう。
ほうれん草はやや苦みがあるため、苦手な方もいるかもしれません。バターソテーにすると甘みが出て食べやすいですよ。栄養価が高い野菜なので、ぜひ食べてみませんか。貧血にもよく、女性の方にもおすすめです。
GreenSnap編集部