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夏野菜の一つのトウモロコシは、食べるだけではなく加工品、家畜のエサ、デンプンにも利用されるため、現代社会では欠かせない植物となりました。そんなトウモロコシにはどんな栄養があるのでしょうか。このページではトウモロコシはの栄養や効果効能についてまとめています。
トウモロコシはイネ科の植物で、野菜として有名ですが、油や家畜のエサに利用することや、デンプンの原料になり、用途が多い特徴があります。三大穀物の1つとされ、世界各地で栽培されています。
歴史は浅く、15世紀にコロンブスが発見して欧州に持ち込んだと言われ、日本には16世紀に入ってきました。
別名はトウキビ、トウミギです。ヤングコーンはトウモロコシのいわば赤ちゃんのようなもので、間引いた果実のことです。
トウモロコシは栄養豊富な野菜で、とくに食物繊維が豊富です。他にも炭水化物、ビタミンB1、ビタミンE、カリウム、ナイアシン、マグネシウムがトウモロコシに含まれています。
トウモロコシ1本あたりは平均150gほどで、150gのトウモロコシのカロリーは約138kcalです。
トウモロコシにはリノール酸、オレイン酸など不飽和脂肪酸が含まれ、これらはコレステロールを低下させ動脈硬化予防が期待できます。
食物繊維が豊富なトウモロコシは食べることで腸内環境改善に役立ちます。便秘がちの方には向いていますが、食べ過ぎはお腹を壊す可能性があり、おすすめしません。
トウモロコシは食べると甘みがありますが、これは糖質のお陰です。脳を働かせるには糖質が欠かせません。とくに午前中に糖質を摂ると一日に頭や体を働かせるのに良いと言われています。
ビタミンEは抗酸化作用が強いので、アンチエイジング効果も期待できます。
トウモロコシの旬は6月から8月です。
食べ頃のおいしいトウモロコシは皮をまず見てみてください。トウモロコシの皮は緑色ですが、色が濃くてしなっとしていないハリのあるものを選びましょう。
また、ヒゲもチェックしましょう。トウモロコシのヒゲが茶色くなっていると熟している証拠です。緑色のものは、まだ十分に成長していないので茶色いものを選んでください。
実がぎっしりと詰まっているもので、隅々まで実がつまってふっくらしているものもおいしいトウモロコシです。
トウモロコシは冷蔵保存ができます。まず、トウモロコシのヒゲをハサミなどで切り落としてください。そしてラップでくるんで、トウモロコシが乾燥しないようにしましょう。ジップつきの保存袋に入れて冷蔵庫の野菜室に入れれば2~3日保存ができます。早めに食べるようにしてください。
保存はトウモロコシの皮をむく前がおすすめです。皮がついたまま保存をしてください。冷蔵保存する場合は野菜室に入れましょう。
冷凍庫に入れれば1ヶ月以上保存ができるので、お試しください。
トウモロコシは茹でても美味しいですし、醤油で焼いて食べる焼きトウモロコシも甘みが感じられます。コーンスープも楽しめ、食べ方いろいろあります。ぜひお気に入りの食べ方をお楽しみください。
GreenSnap編集部