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ハイビスカスは熱帯地域の植物ですが、日本でも鉢植えにしてそのシーズンだけ楽しんだり、冬越しさせて翌シーズンも花を咲かせて楽しまれていますよね。
そこで今回は、ハイビスカスを鉢植えで育てるときに欠かせない植え替えについて、時期やコツを詳しくご紹介します。
ハイビスカスは温暖な地域以外では地植えで育てるのが難しいため、一般的には鉢植えで育てることが多い低木のひとつです。
植え替えは植物にとってお引っ越しのようなものです。
苗や株の成長に合わせて、適した時期に正しい土や鉢に植え替えてあげると、根詰まりせずに健康に育って、毎年晴れやかな花を咲かせてくれますよ。
ハイビスカスの植え替えする時期は、5〜6月頃です。
ハイビスカスは夏が生育期なので、生長期に入る前に植え替えることでで元気な株に育ちます。苗は春過ぎから出回っているので、新しく育て始める方も初夏に鉢へと植え替えてください。
ハイビスカスは生長が早いので、鉢植えで育てる場合は1~2年に1度のペースで植え替えましょう。
ハイビスカスの植え替えでは、以下の道具や資材を準備しましょう。
ハイビスカスに適しているのは、排水性と通気性のいい土です。初心者なら市販の観葉植物用の土を用意しておきましょう。
もし自分で配合するなら、赤玉土中粒6:腐葉土2:パーライト1:バーミキュライト1の割合で混ぜて、草花用の緩効性肥料を元肥として規定量加えておきましょう。
そのほか、土に混ぜるタイプの殺虫剤を用意しておくと、害虫対策もできます。
ハイビスカスは乾燥した環境を好むので、通気性のいい素焼き鉢やテラコッタ、コンクリートなどの素材の鉢がおすすめです。
ハイビスカスを大きく育てたい場合は、一回り大きい鉢を用意してください。3号苗なら5号サイズの植木鉢がおすすめです。
サイズを変えたくない場合は、根を短く剪定すれば元の同じ鉢で育てることもできます。
ハイビスカスを植え替えした後、根付くまでは日陰の涼しい場所で管理しましょう。ハイビスカスは熱帯植物ですが、30℃以上の気温が続く場所で管理していると枯れてしまう場合があります。
植え替えから1週間程度経ったら、風通しが良く日当たりの良い場所に移動してください。
肥料は植え替えから1ヶ月後から再開しましょう。
色鮮やかな花を咲かせるハイビスカスは、見ているだけで自然と元気がもらえますね。きれいな花を咲かせるためには、定期的な植え替えが必要です。ハイビスカスは丈夫な植物なので初心者でも育てやすく、鉢植えであればベランダなど狭い場所でも育てられます。
上記の植え替え時期、おすすめの土や鉢質を理解すれば、きっと失敗しないはず!植え替え方法を覚えて、ハイビスカスを元気に育ててみてくださいね。
GreenSnap編集部