Spring Ephemerals 番外編①
『春まだ浅い頃他に先んじて咲き、晩春から初夏には姿を消してしまう花々』
『直訳すると「春のはかないもの」「春の短い命」というような意味で、「春の妖精」とも呼ばれる』
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ショウジョウバカマ（猩々袴）
シュロソウ科ショウジョウバカマ属の多年草
⬆️ 2017/3/29 新津丘陵
みんな知ってる、猩々袴。どこにでも咲いてる、猩々袴。分布は全国、wikiでは『垂直分布が広く、人里近くの田んぼの畦道から高山帯の高層湿原まで生えている』と書いてあります。ホント、何処へ行っても見かけます。
⬇️ 2018/3/28 国上山
wikiも含めて、Spring Ephemerals の仲間として紹介しているHPも多いけど、オイラは番外編に回します。
この娘、常緑の多年草です。カタクリやキクサキイチゲと一緒に咲き始めるけど、夏になっても、秋も冬も姿を消しません。立派なロゼット状の葉のままで、存在感抜群です。花の頃は20cm前後ですけど、種を飛ばす頃は腰丈を超えるほど、背が高くなります。決して儚くも、短い命でもありません。
だから、番外編‼️。
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さらに、結構したたかなヤツ。
『ショウジョウバカマでもう一つ面白いのは、不定芽（無性芽）による繁殖です。ショウジョウバカマは２年分の古い葉と、今年の春に展開した新しい葉をもっています。そして２年経過葉の主脈の先端部にはしばしば不定芽ができ、小さな植物体の育っているのを見ることがあります。そして、もとの２年経過葉は、栄養分を不定芽に送り続け、自分は枯れていきます。一方、不定芽は根を出して地面に付き、２年経過葉の枯れた後は、独立して生活できるようになります。』（某HP）
探すと、見つかるかも・・・オイラは見つけたけど、撮った写真を見つけられませんでした。🙇‍♂️
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冬眠防止対策で、古い写真を投稿します。ゴメン。
・・・春が待ち遠しいネ。