ソヨゴ(冬青)

モチノキ科モチノキ属の常緑小高木。
別名フクラシバ、ソヨギ、フクラモチ、ウチダシソヨゴ。

たくさん自生しています。

常緑広葉樹の小高木。
③画像: この木は10 mほどでしょうか、松の木に寄りかかる様に立っていました。(3-7mが標準)
株立ちで多く枝分かれをする樹形になる。
④の画像: その横には紅葉した🍁カエデと青空が気持ち良い。

ソヨゴの葉は互生し、葉身は長さ4 - 8 cmの卵状楕円形、光沢があってのっぺりした外見を持つ。
表面は明るい緑で滑らか、裏面はやや白く中肋が突出する。
葉縁は全縁で滑らかだが、波打つのが特徴。
葉には、1 - 2cmと長めの葉柄がある。
開花期は5 - 7月頃で雌雄異株。
雄花・雌花共に径4mmほどの小さな白い花が咲き、はっきりした花柄がついて、本年枝の葉の付け根につく。
雌花は葉腋に1 - 3個付き、雄花は集散花序に多数まとまって咲く。

果実は直径7 - 8 mmほどの球形の核果で、3 - 4 cmの果柄があってぶら下がってつき、はじめは緑色をしているが10 - 11月に赤く熟す。
果柄は途中に苞葉の落ちた跡がある。
雌株であっても、近くに雄株が無ければ結実しない。