ナイトジャングルにフィカスベンガレンシスが仲間入りしました😊白い幹がかわいい🩷❤️です〜

フィカス類の耐寒性について、品種ごとの情報と具体的な冬越しの対策を、箇条書きで詳しくご説明します。
1. フィカス（ゴムの木）の耐寒性の基本
• 熱帯原産: フィカスは熱帯地域原産のため、基本的に日本の冬の寒さに弱く、非耐寒性の観葉植物に分類されます。
• 最低越冬温度: 多くの品種で**5℃〜10℃**を維持する必要があります。この温度を下回ると、葉を落としたり、枯れるリスクが高まります。
• 室内への移動時期: 最低気温が**15℃を下回り始めたら、遅くとも10℃**になる前に室内に取り込むのが安全な目安です。
2. 品種ごとの最低越冬温度の目安
フィカスは品種によって耐寒性に差があり、特に「ウンベラータ」は寒さに弱いため注意が必要です。
• ウンベラータ (F. umbellata)
• 最低越冬温度の目安は10℃〜12℃以上です。
• フィカスの中で最も寒さに弱い品種の一つで、10℃を下回ると葉が黄色くなり、落葉しやすいです。
• ベンガレンシス (F. benghalensis)
• 最低越冬温度の目安は8℃〜10℃以上です。
• 寒さにやや弱く、冷気に当てると葉を落とすことがあります。
• ベンジャミン (F. benjamina)
• 最低越冬温度の目安は8℃〜10℃以上です。
• 寒さに加え、急激な環境変化にも敏感で、葉を大量に落としやすいです。
• アルテシマゴム (F. altissima)
• 最低越冬温度の目安は**5℃〜10℃**です。
• フィカスの中では比較的丈夫で、乾燥気味に管理すれば越冬しやすいです。
• バーガンディ (F. elastica)
• 最低越冬温度の目安は**5℃〜7℃**です。
• 葉が肉厚なゴムの木は比較的耐寒性があり、乾燥気味の管理で5℃程度まで耐えます。
• ガジュマル (F. microcarpa)
• 最低越冬温度の目安は**5℃〜6℃**です。
• 比較的耐寒性があり丈夫ですが、冬は乾燥気味の管理が重要です。
3. 冬越しのための具体的な管理方法
🌿 置き場所と温度管理
• 窓際からの隔離: 窓際は外気の影響で夜間に急激に冷え込むため、窓から1m以上離した部屋の中央などに置きます。
• 暖房の風を避ける: エアコンやヒーターの温風が直接当たると、葉が極度に乾燥し、落葉や枯れ込みの原因になるため、必ず避けます。
• 床暖房対策: 床暖房の上に直接置くと根が熱で傷む（根焼け）ため、必ず台やブロックを敷いて、鉢底が床から離れるようにします。
💧 水やり（乾燥気味に）
• 水やり頻度の減少: 低温期は水の吸収力が落ちるため、水やりの頻度を大幅に減らします。
• タイミング: 土の表面が乾いてから、さらに2〜4日待って（鉢の中までしっかり乾いたことを確認してから）水を与えます。
• 根腐れの防止: 低温状態で土が湿ったままだと、根腐れを非常に起こしやすくなります。
• 葉水（はみず）: 暖房で乾燥しやすい室内では、暖かい日中に霧吹きで葉全体に水をかける葉水を定期的に行い、乾燥対策と害虫予防をします。
💡 その他
• 施肥の停止: 成長が止まる冬期（11月〜3月頃）は、肥料を与えると根を傷める原因になるため、完全にストップします。
• 剪定は控える: 冬場に剪定を行うと、切り口から枯れ込んだり、新芽が出ずにダメージが残ったりするため、剪定は春（5月〜7月）まで待ちます。