《 軽井沢レイクガーデンの花ばな 》
トリカブト(鳥兜)

レイクガーデンの湖畔の草むらを、濃い紫色の不思議な形をした花が群生していました

通り過ぎる人たちは歩みを止めて眺めてゆきます。

googleレンズで調べて、これがトリカブトなんだと、驚いている方もいました。

キンポウゲ科トリカブト属の花で、古来の衣装の鳥兜・烏帽子(えぼし)に似ていることから名前が付けられています。

英名は、monkshood
(僧侶のフード)です。
花のイメージからすると、この方がわかり易いですね。

塊根を乾燥させたものは漢方薬して使われます。烏頭(うず)または附子(生薬名は「ぶし」、毒に使うときには「ぶす」)と呼ばれます。

俗に不美人のことを「ブス」と言うことがありますが、これはトリカブトの毒による神経障害で、顔の表情がゆがむことからくる、と言われます。

トリカブトとは関係ありませんが、ケシの花はその種類によっては未熟果から出る乳液からアヘン(阿片)がとれ、モルヒネやヘロインにも変えられます。

美しい花には毒があると言われますが、あまり深く考えすぎると、お花を楽しめなくなりますね☺️

おおらかな気持ちで、またお花を楽しむことにします☺️🙏