『クチナシ』
🏷️今日のお花



クチナシは夜になると一層香りが強くなります。その濃厚で妖艶な香りは、古来より恋の象徴ともされてきました。

中国🇨🇳
クチナシは「梔子花（ジーズーファ）」と呼ばれ、初夏に香りを放つことから「愛の訪れを告げる花」とされました。若い娘が髪に挿すと、想い人を惹きつけると信じられていたそうです。

日本🇯🇵
江戸時代には「夜の庭を歩けば、どこからともなく漂うクチナシの香りに誘われて、恋しい人を思い出す」と、和歌や俳句の題材になりました。特に夏の夕べに甘く漂う香りは、忍ぶ恋や秘められた情熱を象徴したのです。

西洋🌎🌏
ヨーロッパでは19世紀にクチナシがもたらされ、香水の原料として愛されました。その香りは「誘惑」と「純潔」という相反するイメージを持ち、夜会で女性の髪飾りにされることもありました。

つまり、クチナシは「白く清らかな姿」と「妖艶な香り」の二面性を持つ花で、そこに人々は恋の喜びや切なさを重ねてきたのですね🫶




クチナシの実を乾燥させたものは、生薬として「山梔子（さんしし）」と呼ばれ、古くから漢方薬として利用されてきました。その主な効能は、熱を取り除き、炎症を鎮める作用（清熱瀉火作用）です。

　

⭐︎体内の熱や炎症を鎮める作用

⭐︎イライラ、不眠、精神的な不安感: 精神的な高ぶりや、胸の苦しさ（心煩）を鎮めます

⭐︎目の充血や腫れ: 体内の熱が原因で起こる目の症状に効果があります

⭐︎のぼせ、顔の赤み: 上半身に熱がこもる症状を改善します

⭐︎黄疸（おうだん）: 肝臓や胆のうの熱が原因で起こる黄疸に用いられます

⭐︎出血傾向: 鼻血、吐血、血尿など、熱が原因で起こる出血を止める作用（涼血止血作用）があります。

その他

・消炎作用: 打撲や捻挫などの腫れや痛みを鎮めるため、粉末にして外用薬として湿布に用いられることもあります

・利尿作用: 体内の余分な水分を排出するのを助けます


《配合される主な漢方薬》

山梔子（さんしし）漢方薬

黄連解毒湯（おうれんげどくとう）: 体の熱や炎症を強力に鎮める処方。

加味逍遙散（かみしょうようさん）: 精神的な不調や更年期障害ののぼせ、イライラなどに用いられます。

茵蔯蒿湯（いんちんこうとう）: 肝炎などによる黄疸や、かゆみを改善する処方。



☝️クチナシの実は、漢方薬としての効果だけでなく、含まれる色素成分「クロセチン」に、眼精疲労の改善や血流を良くする効果があることも研究で示唆されています。


クチナシは日本の三大香木の１つ

春：ジンチョウゲ（沈丁花）

夏：クチナシ（梔子）

秋：キンモクセイ（金木犀）

これらの木は、それぞれ季節を代表する、非常に香りの良い花を咲かせることで知られています。

この3つに冬のロウバイ（蝋梅）を加えて、「四大香木」と呼ぶこともあります。



深夜にゲリラ豪雨🌩️
メダカ池の水が溢れないように仮設屋根（プラスチックの板）を被せに外へ。
☂️さしても全く意味のない豪雨🌩️
一瞬でびしょ濡れ😭
大きな雷鳴⚡️
久しぶりに驚いた😱

現在はあの雨は何処へ🙄⁉️
ピーカン☀️
暑っちい🥵
水まき🚿しないで済んだけど
お盆休み最後の日
何故かは知らんが身体中が痛い😓
明日お仕事行けるかな😅❓
だから
今日くらい
ベッドでダラダラ寝て過ごす😴
忙しい
お盆休みでした🙌