🗒️野菊;キク属 Dendranthema キクと同属のものは日本に15種ばかりある。 舌状花を持たない菊らしくない花もあるが、多くは野菊と言えるものである。株立ちになり、茎は立ち、あるいは斜めに伸び、葉を互生する。 葉は丸みのある概形で、大きな鋸歯があったり、やや深く裂けるものが多い。 どれも管状花は黄色、舌状花は白のものと黄色のものがある。冠毛は無い。 代表的なのは山野に生えるものでは白い花のリュウノウギク D. japonicum、黄色い花のシマカンギク D. indicum 、キクタニギク D. boleare 、海岸に生える白い花のノジギク D. occidentali-japonense 、コハマギク D. arcticum subsp. maekawanum などがあるが、特に最初の二つが標準的な野菊らしいものである。この属のものはキクと同属なだけに、菊らしいものが多いが、イソギク D. pacificum など、舌状花のない花をつけるものもある。さらに、種間の雑種も知られるのでややこしい。
📝シオン属 Aster; よく知られているのはシオンである。 非常に大きくなるもので高さは2mに達する。 野菊としては最もそれらしいのがノコンギク A. ageratoides subsp. ovatus である。山間の沢から人里まで広く分布するごく普通の野菊で、花は薄紫の、非常にヨメナに似た花である。 コンギクの名で栽培品としての扱いも受けてきた。 北海道にはエゾノコンギク var. yezoensis Kitam. がある。 種としては他にも変異が多く、いくつもの亜種がある。 中でもヤマシロギク A. a. subsp. amplexifolius 、シロヨメナ A. a. subsp. leiophyllus などは山野に生える背の高い野菊である。 他に、シラヤマギク A. scaber やゴマナ A. glehni 、サワシロギク A. rugulosus なども山野でよく見かけるもので、背が高く、花の小さい野菊である。
特殊なものとしては、塩性湿地に生育するウラギク A. tripolium (英: Sea aster)や海岸の岩場に生えるイソノギク A. asa-grayi 、関東の河原に生えるカワラノギク A. kantoensis 、紀伊半島の瀞峡周辺の川岸にだけ生えるホソバノギク A. sohayakiensis など、他にもいくつか野菊らしい姿の植物がある。 同属の最も普通なもののひとつ、ホウキギク A. subulatus はやや湿ったところでよく見かける帰化植物であるが、花が小さいので野菊という印象はない。
Artistic:Wild chrysanthemum & Japanese pampas grass November 23,2023:past am 06:00’;📱shooting November 23,2023:past am 09:00’;upload by Kazyan’s Green Studio
♧野菊:wild chrysanthemum
🌾ススキ;芒/薄;Japanese pampas grass
📝23日早朝、夜が明けきらない*朝まだき頃に、万葉の中庭の出入り口付近で、開花し始めている野路菊の様子を薄暗い中でパチリしてみました🐶
その頭上には介添するように枯れススキの穂先が垂れていました。
《一九献上》
「*朝まだき 白く輝く 野菊かな」
@訳意;Before dawn, it was wild chrysanthemums that looked white and shining.
【*朝まだき】
夜の明けきらない頃の早朝。
✍️Works:Poetaster Kazyan//筍歌人;藪中和堂
【豆知識野路菊//野菊】
英名:Dendranthema occidentali-japonense //Wild chrysanthemum
♡野路菊の花言葉;「真実」「高潔」「高貴」
「真実」や「高潔」や「高貴」などは、 白色1色のそのままの着飾らない姿からもいえます😺
まっすぐな花言葉といえますが、 白1色の姿そのままといえる姿からも「高潔」や「高貴」といえますね。
ありのままの姿はまさに「真実」そのものの花言葉なのです😺
🗒️野路菊(ノジギク)の由来とは?
野路菊(ノジギク)の由来とは、 植物学の父とも呼ばれている方でもある、牧野富太郎さんが発見し命名されました。
原産地は日本になっているので、 日本固有のキク科キク属の野菊なのです。
♡野菊の花言葉:*清爽
*清くさわやかなこと。
さっぱりして気持ちがよいこと。
📝野菊はキク科の植物全体を言います。
文字から野性の菊とイメージされるかと思いますが、菊は元々中国から入ってきた植物で、日本には野性のものは存在しません。
野菊とは、野生の植物でキクのように見える花、身近なキクの仲間という意味があります。
🗒️野菊;キク属 Dendranthema
キクと同属のものは日本に15種ばかりある。
舌状花を持たない菊らしくない花もあるが、多くは野菊と言えるものである。株立ちになり、茎は立ち、あるいは斜めに伸び、葉を互生する。
葉は丸みのある概形で、大きな鋸歯があったり、やや深く裂けるものが多い。
どれも管状花は黄色、舌状花は白のものと黄色のものがある。冠毛は無い。
代表的なのは山野に生えるものでは白い花のリュウノウギク D. japonicum、黄色い花のシマカンギク D. indicum 、キクタニギク D. boleare 、海岸に生える白い花のノジギク D. occidentali-japonense 、コハマギク D. arcticum subsp. maekawanum などがあるが、特に最初の二つが標準的な野菊らしいものである。この属のものはキクと同属なだけに、菊らしいものが多いが、イソギク D. pacificum など、舌状花のない花をつけるものもある。さらに、種間の雑種も知られるのでややこしい。
📝シオン属 Aster;
よく知られているのはシオンである。
非常に大きくなるもので高さは2mに達する。
野菊としては最もそれらしいのがノコンギク A. ageratoides subsp. ovatus である。山間の沢から人里まで広く分布するごく普通の野菊で、花は薄紫の、非常にヨメナに似た花である。
コンギクの名で栽培品としての扱いも受けてきた。
北海道にはエゾノコンギク var. yezoensis Kitam. がある。
種としては他にも変異が多く、いくつもの亜種がある。
中でもヤマシロギク A. a. subsp. amplexifolius 、シロヨメナ A. a. subsp. leiophyllus などは山野に生える背の高い野菊である。
他に、シラヤマギク A. scaber やゴマナ A. glehni 、サワシロギク A. rugulosus なども山野でよく見かけるもので、背が高く、花の小さい野菊である。
特殊なものとしては、塩性湿地に生育するウラギク A. tripolium (英: Sea aster)や海岸の岩場に生えるイソノギク A. asa-grayi 、関東の河原に生えるカワラノギク A. kantoensis 、紀伊半島の瀞峡周辺の川岸にだけ生えるホソバノギク A. sohayakiensis など、他にもいくつか野菊らしい姿の植物がある。
同属の最も普通なもののひとつ、ホウキギク A. subulatus はやや湿ったところでよく見かける帰化植物であるが、花が小さいので野菊という印象はない。
Artistic:Wild chrysanthemum & Japanese pampas grass
November 23,2023:past am 06:00’;📱shooting
November 23,2023:past am 09:00’;upload
by Kazyan’s Green Studio