【地域の池を美しく！西区・ひょうたん池花クラブの活動紹介】

住宅街の中に現れる、ひょうたんのような形をした小さな池。
その見た目から”ひょうたん池”と呼ばれているのが、西区泉の「中牟田池」です。

このひょうたん池を訪れる人の心が和むよう、四季折々の花を咲かせる活動をしているのが、「ひょうたん池花クラブ」です。

およそ20年前に発足し、現在は10人前後の地域住民が参加。
毎週金曜日の午前中に集まり、花壇の整備や掃除などの活動に励んでいます。

池の周囲にはシンボルツリーのセンダンの木や桜の木が植えられ、ぐるりと囲むように整備された花壇には、パンジーや千日草、花菖蒲など100種をゆうに超える花々が年間を通して可愛らしい姿を披露しています。

最近は日本で唯一の“渡り蝶”と言われるアサギマダラに遊びに来てもらおうと、アサギマダラが好む花・フジバカマを植えた「バタフライガーデン」が誕生しました。

趣向を凝らした花壇を整備する一方で、持続的な取り組みをしていることもクラブの特徴。

花壇を整備する際に抜いた枯れた草や花を堆肥にして、花壇の肥料として有効活用しているそうです。

池の生物がのびのびと暮らせるようにと、手製の道具で水草も取り除く作業をすることも。

作業を見ていた地域住民の方からも、「いつも綺麗にしてくれてありがとうございます。助かっています」という感謝の声があがっていました。