毒性によって 多くの人命を救った植物🌿

チョウセンアサガオ（朝鮮朝顔）
別名：マンダラゲ（曼陀羅華）
花言葉：「偽りの魅力」「陶酔」「恐怖」


江戸時代後期に活躍した医師 華岡青洲は、自ら栽培したチョウセンアサガオ（曼陀羅華）に数種類の薬草を配合して、動物実験だけでなく、母と妻の協力を得て人体実験を繰り返し、20年もの歳月をかけて麻酔薬 通仙散（別名 麻沸散）を開発しました。
そして、1804年（文化元年）10月13日、青洲45歳の時、世界で初めて全身麻酔下で乳がんの手術を成功させたのです。

それまで日本では、乳房を取り去りされば命にかかわると考えられていたため、手術適応外とされていました。
青州が医術の勉学に励むため、機織りをして支え続けてくれた妹を乳がんで亡くしており、その無念さ、なんとしても手術によって乳がんを治したいという強い思いは察するに余りあります。

歴史的手術の成功を受けて、全国にその名が知れ渡っても、社会的地位や名誉、贅沢な暮らしなどには関心がなく「ただ思うことは、瀕死の患者を救う医術のことだけである」と漢詩に遺したように、医者の鑑のような生き方を全うされました。

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「ちょうせんあさがお」のおはな🌼は

「まんだらげ」とも よばれます。

むかし、おいしゃさま👨🏻‍⚕️が びょうきのひとの

しゅじゅつをするとき、ねむらせるための

ますいの 💊おくすりに つかわれました。