8/27 弥彦山
　ベタベタひっつき虫のノブキに対抗して、ヒッカケひっつき虫です。この日、出会った娘達を集めてみました。
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　↖️↗️ サビキ釣り型ヒッカケひっつき虫。キンミズヒキ（金水引）です。萼片の先が棘の様に伸びて、その先端にフックがついています。フックは規則正しく中心部に向いていますネ。面白いですネ。美しいですネ。果実は萼片の中に一個あります。
　⬅️➡️ 一本釣り型ヒッカケひっつき虫。ダイコンソウ（大根草）もしつこく咲いていますネ。この娘は集合果をつけ、ヒッカケフックは雌しべの先が変化したものです。写真ではまだS字型をしていますが、熟すとその先端が落ちてJ字型のフックになり、バラけてひっつく様になります。キンミズヒキと同じバラ科ですけと、ずいぶん違いますネ。面白いですネ。
　↙️↘️ 面ファスナー型ひっつき虫。ヌスビトハギ（盗人萩）です。ピンボケ写真で申し訳ないですが、果実の先端のヒゲ状の部分で、ヒッカケると思っていたのですが、違うのですネ。盗賊マスクの様な果実の両面に、先がフックになった細かな毛が密生して、それでひっつくのですネ。面白いですネ。
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　創意工夫の集まりです。実際に面ファスナーの開発者がヒントを得たのは、野生ゴボウのひっつき虫だそうです。