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高橋園芸
2017/11/17
水盤の中がまるで春のようです。
桜🌸が咲き始めました。
白い桜です。
染井吉野だけが桜だと思われがちですが、桜って色々あるんですね。
今晩、何気に国営放送を見ていたところ。
古今伝授にまつわる、細川藤孝(幽斎)のお話で。
武人でもある幽斎は当時1番の教養人。
籠城戦で無駄に死なぬよう、帝が遣いを送って和睦を受け入れるように説得した程の人でした。
その幽斎が遣いに託したお歌が。
古(いにし)へも
今もかはらぬ
世の中に
心のたねを
残す言の葉
まるで、古今集の仮名序そのものです。。。
縦読みすれば「古今の心世に残す」。これが、幽斎から帝に宛てたメッセージなのでは⁉️なんて、勝手ながらに思います。
今も昔も、心の大切な何かを残すのは、言葉そのものってことですね。
我が家で今咲いている桜。
父が居れば物凄く喜んでくれただろうなぁと…この桜を愛でながら思うわたしの気持ちを、千年以上前にお歌にしていた方がいらっしゃいました。
桜花
今ぞ盛りと人は言へど
我は寂しも
君としあらねば
桜の花が今盛りだと人は言うけれど、私はさみしく思います。
あなたが一緒にいないので。
大伴池主という、大伴氏の役人さんです。このお歌は万葉集ですが。
千年経っても人の気持ちは同じなんですね。
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白い桜です。
染井吉野だけが桜だと思われがちですが、桜って色々あるんですね。
今晩、何気に国営放送を見ていたところ。
古今伝授にまつわる、細川藤孝(幽斎)のお話で。
武人でもある幽斎は当時1番の教養人。
籠城戦で無駄に死なぬよう、帝が遣いを送って和睦を受け入れるように説得した程の人でした。
その幽斎が遣いに託したお歌が。
古(いにし)へも
今もかはらぬ
世の中に
心のたねを
残す言の葉
まるで、古今集の仮名序そのものです。。。
縦読みすれば「古今の心世に残す」。これが、幽斎から帝に宛てたメッセージなのでは⁉️なんて、勝手ながらに思います。
今も昔も、心の大切な何かを残すのは、言葉そのものってことですね。
我が家で今咲いている桜。
父が居れば物凄く喜んでくれただろうなぁと…この桜を愛でながら思うわたしの気持ちを、千年以上前にお歌にしていた方がいらっしゃいました。
桜花
今ぞ盛りと人は言へど
我は寂しも
君としあらねば
桜の花が今盛りだと人は言うけれど、私はさみしく思います。
あなたが一緒にいないので。
大伴池主という、大伴氏の役人さんです。このお歌は万葉集ですが。
千年経っても人の気持ちは同じなんですね。