ヒビにビビるな② 鬼カマ編


この島は原始母神教なので基本的に女が率先してカルトをやっているわけだが、2、3割は同レベルのモンスター男達がいる。もはや男とは呼べない同性愛でもない、自分はカマと総称している。

初めて付き合った男の話だ。
ゲス極のあいつにソックリのS。ヤンキーを自称し二輪に必死に乗っていた。誰もが一目で判るやべー奴。思春期でノイローゼだった私はヤバすぎて何がなんだか分からないまま、告られ付き合う運びとなるも当然、ほぼ会話がない。
ある日、Sが唐突にタバコを吹かし遠くを見つめながらキメ顔で言った。
「俺の親友さ... 俺の目の前でヤクザにチャカで撃たれて死んだんだよね... 」
😱（火サス的効果音）
歪む時空、お互い高校生である。

以前から鬼ばば鬼カマはずっといたが、カルトが加速したこの5年くらい、合わせる気が一切ない私はそれ以外の微妙な見知らぬ男性からも相当量八つ当たりを受けている。少年からすら石を投げられたりした(結構危ないよ)
純ジャパでこれだ。日本国籍のハーフなどは数字的にそれなりに居るはず、にもかかわらず街でほとんど見かけないのは、膨大なつかれている嘘の量と嫌がらせがこんなもんじゃないからだ。
見て見ぬふり聞かぬふり知らんふり、はカルトに参加しているのと同義である、当たり前。

小さなシロタエギクも特価で買った、最近よく売ってるのを見かける。白い鹿の角みたいな形がクリスマスに合うのかな。