５月に、およびそれ以前に戻っての散歩道の、道際の草花残像の一つ---

アルストロメリアとキンギョソウ・ブラックプリンス。
---いつものオープンガーデン風のオープンスペースに、今年も出会ったエキゾチックな、一方はシックな、いずれも個性的な草花である。

・アルストロメリア＜ユリゼンスイン<百合水仙>＞(ユリズイセン科、アルストロメリア科とも)
美しい花を咲かせる種が多数あることから、イギリスで品種改良が始められ、現在ではオランダが中心。多彩な花色で四季咲き性がある。

花色はピンク、赤、紫、黄、白など。
鮮やかな花色と条斑が相まって、華やかでエキゾチックな印象の植物。

花期になると、伸びた茎の頂部から花序を出し、筒状の花を数輪まとまって咲かせる。

花は花径5～8㎝程度で、6枚の花被片を持ち、。内花被片(花弁)3枚と外花被片(萼片)3枚からなる。

内花被片には条斑(ジョウハン)と呼ばれる特徴的な斑点が入っており、これは蜜を集める昆虫を誘う役目を持つ。

(出典・参考; ガーデンニング図鑑)

・キンギョソウ・ブラックプリンス(オオバコ科 キンギョソウ属)
原産地；地中海沿岸。
銅葉の宿根キンギョソウ。

葉は通年を通して深い色で、気温の低い時期は黒味を増す。
ダークワイン色の花は四季咲きで繰り返し咲き、葉色に似合うシックな美しさ。葉も花も周年楽しめる。

(出典・参考; おぎはら植物園)