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ダバリアはマレーシア原産のシノブ科シノブ属のシダ植物です。繊細な葉っぱが美しくて人気があります。
ここでは、そんなダバリアの育て方をご紹介したいと思います。
ダバリアはもともとは半日陰を好みますが、耐陰性が強くてとても丈夫なので、風通しが良ければ部屋の中でも充分育ちます。
ただし直射日光は苦手で、葉焼けを起こしてしまいますので、特に夏は直射日光の当たらない場所に置いてあげましょう。
ダバリアは乾燥に強い方ですが、土が乾いたらたっぷりと水やりをします。また、乾燥を防ぐため、こまめに葉水をしてあげましょう。この葉水は害虫の予防にもなります。
ダバリアはそれほど肥料を必要としません。逆に肥料を与えすぎると生育が悪くなってしまうので、注意してください。
ダバリアを育てるときは、観葉植物用の培養土を用います。
ダバリアのようなシダ植物は大きくなれば根詰まりしてしまうので、植え替えが必要です。ただ、それほど成長スピードが速いわけではないので、植え替えは3年から4年に1回くらいの頻度で行えばよいでしょう。
植え替えを行うなら、暖かくて湿気の多い梅雨の頃が最も適しています。
ダバリアの増やし方は、「株分け」が一般的です。根っこをほぐしたらナイフで切れ目を入れて数株に分けます。傷んだ根っこは切り取って、それぞれの鉢に植え付け、たっぷりと水やりをしましょう。
ダバリアのお手入れといえば、日々の葉水と古い葉っぱを春先に剪定するくらいです。これといって大変なお手入れは必要ありません。
ダバリアは比較的害虫は付きにくいのですが、風通しが悪いと虫がつくこともあります。また、湿度を保つための葉水は害虫予防にもなりますので、ぜひこまめに行ってください。
ここでは、マレーシア原産のシダ植物、ダバリアの育て方をご紹介しました。
シダ植物なので本来は湿気を好むのですが、ダバリアは比較的乾燥にも強く、耐陰性も耐寒性もある方なので、初心者にも育てやすいでしょう。
室内で充分育てることができ、繊細な葉っぱがとても素敵なので、おしゃれなインテリアの一部としてもおすすめです。
※トップ画像はさちこさん@GreenSnap
GreenSnap編集部