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セロシア(別名:野鶏頭/ノゲイトウ)は寄せ植えや鉢植えにぴったりの可愛らしい花です。手間が掛からず、初心者の方でも簡単に育てられます。
セロシアは、日当りと水はけの良い場所を好みます。多湿を避け、風通しを良くして育てましょう。
セロシアへは、土が乾いたらたっぷり水を与えてください。
セロシアへ与える肥料は、控えめにして育てると上手く行きます。
セロシアは水はけが良く、保水性のある土を好みます。水はけの悪い土壌では根腐れを起こしやすいので気をつけましょう。
市販の草花培養土か、赤玉土と腐葉土に川砂を少量配合したものを使うと良いでしょう。
セロシアは、品種によって草丈やサイズがまちまちです。植え付けの際には、風通しが悪くならないよう、15~25cmくらい品種に合わせて間隔を取りましょう。
植え付け時には、根を動かさないように注意が必要です。セロシアは直根性の性質があり、移植を嫌う植物です。太い根を少しでも痛めてしまうとダメージが大きく、うまく根付きません。
セロシアは発育が大変に旺盛なので、生育にあわせて鉢植えの根鉢をチェックするようにします。根鉢が回っていたら一回り大きめの鉢へ植え替えましょう。植え替えるときは、根を触らないように注意しましょう。
セロシアの花が終わったら種を採っておき、5月に種まきをして増やします。種は嫌光性なので日光の当る場所では発芽しません。なお、セロシアの根はデリケートで移植を嫌うので、庭や植木鉢に直接まいて増やしてくださいね。
セロシアは生育旺盛な分、鉢植えの場合は根詰まりしやすいので、時々根鉢のチェックをしてください。生育期間中も、葉や枝が混み過ぎないよう、適宜切り戻しを行いながら管理しましょう。
セロシアは病害虫には強いですが、なるべく風通しを良くして葉腐れを予防しましょう。古い葉を摘み取ったり、切り戻しをしたり、風通しに気をつけながら管理します。
セロシアはケイトウの仲間ですが、主に種苗メーカーで改良されたノゲイトウ、ヤリゲイトウ、トサカケイトウなどを総称してセロシアと呼ぶことがあります。セロシアはケイトウよりも花が小さく、野生的でかわいらしい雰囲気が備わったものが多いです。
また、セロシアは品種改良されているだけあって、暑さに強く、育てやすいのが特長です。品種によって色やサイズや草丈にバラエティが豊富ですので、少しご紹介してみましょう。
デコレーションケーキみたいに植栽アレンジされたセロシア・キャンドルケーキ。穂先がぷっくりと尖っていてキャンドルの炎に見えますよね。
ローズベリーパフェはおしゃれなピンクのツートンカラーが特長です。セロシアはドライにしても発色がよく、生きていた頃とほとんど色も変化しません。
こんもりと尖った赤い花とシックな紫の葉色が大人っぽいスマートルックレッド。シックな鉢に移し替えて、お部屋に飾ってみてくださいね。
ノゲイトウの改良品種で、鮮やかな赤紫の色が特長です。穂先もこんもりぷっくりしていて王冠のようなゴージャスな印象があります。
槍のようにとがったピンク色の花を秋までたくさん咲かせます。高さがあるので鉢植えのアクセントになりますよ。秋を感じさせる寄せ植えにもぴったりですね。草丈があるので、花壇の場合は後方に植えると良いでしょう。
セロシアの花言葉には、「おしゃれ」「風変わり」などの意味があります。
セロシアの花言葉はケイトウと同じで、「おしゃれ」と「風変り」ということになります。明るく「おしゃれ」な色合いといい、炎に似た「少し風変り」な形状といい、セロシアにぴったりの花言葉だと思いませんか。
セロシアの花を生きたまま楽しむのもいいのですが、最大の特徴を生かして、乾かしてドライフラワーにするのもおすすめです。ドライフラワーは生花から乾かすまでの時間が短ければ短いほど美しい仕上がりになります。セロシアはパサパサと乾燥したような花のため、乾かすのに手間が掛かりませんよ。
また、セロシアは花色がとても豊富。お部屋の雰囲気に合わせて、カラフルで元気な色合い、シックで落ち着いた色合い、と変化に富んだ表情を見せてくれますよ。インテリアコーディネートがしやすいセロシアをぜひご家庭で楽しんでくださいね。
※トップ画像はaki~nakさん@GreenSnap
GreenSnap編集部